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【銘柄診断】内田洋行は今度は通期業績減額、赤字転落ももみ合う
内田洋行<8057>(東1)は3日、6円安の278円と続落した。2日大引け後に今7月期第2四半期(2Q)決算の開示と同時に、今年2月の2Q業績に続き今度は7月通期業績の下方修正、赤字転落を発表、悪材料出尽くし感を強め売り方の買い戻しを交え売り買いが交錯した。[写真拡大]
内田洋行 <8057> は3日、6円安の278円と続落した。2日大引け後に今7月期第2四半期(2Q)決算の開示と同時に、今年2月の2Q業績に続き今度は7月通期業績の下方修正、赤字転落を発表、悪材料出尽くし感を強め売り方の買い戻しを交え売り買いが交錯した。
7月通期業績は、期初予想より売り上げを50億円、経常利益を14億円、純利益を12億5000万円それぞれ引き下げ、純利益は、7億5000万円の赤字(前期は20億9200万円の赤字)と落ち込む。2Qに続き第3四半期以降もオフィス環境事業と情報エンジニアリング事業で、民間設備投資、IT投資とも低調に推移し、公共関連事業分野も、地方自治体の財政悪化で投資抑制が見込まれるとして下方修正した。
株価は、今期の黒字転換予想と自己株式取得が相乗して300円台を回復、2Q業績減額でも売り方の買い戻しが交錯して底堅く推移した。なお強弱感の拮抗のなか値固めが続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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