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【銘柄診断】アイケイケイは1Q低利益進捗率業績が響き急反落
アイ・ケイ・ケイ <2198> は、53円安の1020円まで売られ、15円安の1058円と反落している。前日1日大引け後に発表した今10月期第1四半期(1Q)決算が、期初予想の第2四半期(2Q)累計業績に対して低利益進捗率で着地したことが響き利益確定売りが先行している。
1Q業績は、売り上げ27億500万円、経常利益1億2700万円、純利益3600万円となり、四半期連結決算が初開示となり前年同期対比はないが、2Q業績対比の利益進捗率は、20~11%と目安の50%を下回った。
ゲストハウス・ウェディングの需要は底堅く推移しているが、一部店舗で競合他社からの価格攻勢の影響がみられ、4月にレストランをオープンし、6月に婚礼施設の開業を進めていることから、この開業費用が重なり、さらに特別損失に資産除去債務損失を計上したことなどが要因となった。2Q・10月通期業績は期初予想に変更はなく、通期純利益は8億円(前期比5%減)と前期の過去最高からの減益転換を見込んでいる。
株価は、昨年6月に公開価格1320円で新規上場され、1112円で初値をつけ1200円まで買われたが、一度も公開価格をクリアすることがなく、上場来安値826円まで売られ、下げ過ぎとして1000円台を回復した。PERは4倍台、PBR0.7倍と下げ過ぎを示唆しているが、業績の伸び悩み傾向と綱引きしつつ再度の下値確認が見込まれる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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