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【銘柄診断】KIMOTOは3QV字回復業績見直しスーマトフォン関連で反発
KIMOTO(きもと) <7908> は、6円高の810円と3日ぶりに反発した。全般相場の主力株にやや買い疲れ感が出てきたことから、小型材料株への出遅れ株買いが高まっており、同社の今年1月に発表した今3月期第3四半期(3Q)のV字回復・高利益進捗率業績を見直しスマートフォン関連株人気が再燃している。
同社の今期業績は、昨年10月に第2四半期(2Q)累計を上方修正したあと、2Q決算発表時には3月通期業績を上方修正した。同社が世界的なシェアを握るスマートフォン向けのタッチパネル用ハードコートフィルムの受注・販売が大きく伸びていることが要因となっており、通期経常利益は、期初予想の9億5000万円から12億3000万円(前期比4.1倍)へ、純利益も、6億4000万円から7億1000万円(同6.1倍)へそれぞれ引き上げられた。3Q業績もV字回復しており、経常利益は、10億6900万円(前年同期比2.9倍)と通期業績対比で86%の利益進捗率と目安の75%を上回り、業績再上ぶれ期待につながっている。
株価は、昨年10月の業績増額で今年1月の戻り高値885円まで5割高、高値調整を続けていたが、TVニュースで同社の超繁忙の生産現場が報道されたことで再騰機運を強めた。投資採算的には割高だが、スマートフォン関連の穴株人気で一段の戻りを試す展開が続きそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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