【銘柄診断】レイは業績上方修正に期末配当増配が加わり高値更新

2011年2月18日 11:27

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  レイ <4317> は、69円高の314円まで上げて急反発し、今年2月16日につけた昨年来高値253円を大幅更新している。前日17日大引け後に今2月期業績の上方修正と期末配当の増配を発表、割安株買いが再燃している。

  業績上方修正は、広告ソリューション事業、テクニカルソリューション事業とも事業環境が改善し、ポストプロダクション部門のTVCM編集業務を中心に受注が堅調に推移、コスト管理による事業採算性の向上、機材生産性のアップなども相乗したことが要因となった。売り上げは期初予想より5億5000万円、経常利益は2億円、純利益は1億2000万円それぞれ引き上げ、純利益は、2億5000万円(前期比2.0倍)と連続増益率を拡大する。期末配当は、前期実績・期初予想の2円を4円に増配する。

  株価は、今年1月開示の第3四半期業績がV字回復して高利益進捗率を示したことに反応して窓を開けて一気に昨年来高値まで急伸した。なおPER15倍台の割安修正が続こう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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