【銘柄診断】サンドラッグは3Q順調業績見直しを信用好需給が支援し高値肉薄

2011年2月17日 14:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

サンドラッグ<9989>(東1)は、33円高の2540円まで上げて3日ぶりに反発し、2月14日につけた昨年来高値2560円に肉薄している。

サンドラッグ<9989>(東1)は、33円高の2540円まで上げて3日ぶりに反発し、2月14日につけた昨年来高値2560円に肉薄している。[写真拡大]

★3月通期純利益の連続最高更新を予想

  サンドラッグ <9989> は、33円高の2540円まで上げて3日ぶりに反発し、2月14日につけた昨年来高値2560円に肉薄している。

  今年2月10日に発表した今3月期第3四半期(3Q)の続伸業績で、3月通期純利益の連続最高更新を見直し割安修正買いが再燃しているもので、売り長で逆日歩のつく信用好需給もサポートしている。

  3Q業績は、前年同期比42%増収、18%経常増益、8%純益増益と続伸し、期初予想の3月通期業績対比の利益進捗率は、75~72%と目安の75%をほぼクリアした。

  新規出店を29店舗(閉店3店舗)、改装を29店舗、スクラップ&ビルドを3店舗と積極継続したほか、連結子会社化した星光堂薬局、ダイレックス2社の店舗も上乗せとなり、品揃えの強化、販促費・経費見直しを継続したことなどが寄与したもので、資産除去債務関連の影響額約6億円をカバーした。

  3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、106億8000万円(前期比13%増)と連続の過去最高更新を予想している。

  株価は、2200円台の中段固めから、売り方の買い戻し主導で昨年来高値まで300円高したが、PERは14倍台と割安である。高値抜けから上値追いに弾みをつけよう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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