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【銘柄診断】Oakキャピタルは今期の大幅減額で嫌気売りが先行する流れに
Oakキャピタル <3113> はやや低空飛行の動きとなっている。2月4日に発表された今2011年3月期第3四半期累計決算は売上げこそ25億9700万円と前年同期比7%増を確保したが、営業利益は2億円の損失(前年同期は4億7500万円の黒字)と赤字に転落した。
つれて通期見通しも売上げを157億5000万円から43億5000万円へ、営業利益も13億1000万円から1億2000万円へそれぞれ大幅に引き下げた。今期は事業戦略として、新興市場に上場する企業及び中堅上場企業に対する再生・成長投資をスタートした。
しかし、株式市場の低迷から第2四半期までは成果が極めて限定的なものにとどまっていたことが業績悪化の背景。ただ、成長戦略を積極的に展開した投資先企業の株価が上昇したことから、第3四半期単独では3900万円の黒字計上となっている。
なお、会社側では新興市場・中小型株市場に上場する企業向け投資モデルを拡大するとともに、外部環境に左右されにくい新たな投資戦略を加えた中期経営計画の更新着手を発表している。業績減額で改めて嫌気売りを誘っており、当面は水準切り上げを促すような材料にも欠けるようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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