関連記事
【銘柄診断】ティー・ワイ・オーはファイナンスで財務内容改善、業容変革へ
■業容変革へ動く有望銘柄
ティー・ワイ・オー <4358> はやや調整色の強い展開だが、今後はファイナンスによる資本充実、業容変革が見直されていく方向が予想される。
同社は広告映像など幅広い分野でコンテンツ制作を手掛けているが、これまではM&Aや新規設立等を通して積極的に多数の映像コンテンツ制作会社をグループ化してきた。しかし、リーマンショック以降の不況で収益環境が悪化、再建へ向け不採算事業部門であったエンタテイメント事業のゲームソフト部門から撤退した。その撤退に伴う特別損失の影響で、09年7月期、前7月期と連続して純利益で損失計上を余儀なくされてきた。
しかし、このほど12月30日払い込みで13億円強の第三者割り当てを行うことが決まった。借入金の返済とともに、TV-CM制作を行っている連結子会社に資金を投下、編集、撮影、照明機材を購入することなどにより2011年7月からの地上デジタル放送の本格化に対応、高解像度映像(HD)、及び3D映像への顧客の要望を取り込み、収益アップを狙う方針だ。営業利益10億円(前期比7%)の増益見通しでスタートしている今7月期業績も上振れの可能性が出てきた。払い込みへ向け見直し買いが膨らんでいく展開が予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・任天堂3D関連銘柄とスマートメーター関連に注目=中西文行氏(2011/02/03)
・【注目の決算発表】日本合成は3Q業績の減益転換で利益確定売りが先行し小反落(2011/02/02)
・犬丸正寛の『時を買え投資法』で着実に稼ぐ、メールマガジンが創刊!(2011/02/02)
・相場は相場に聞け(心静かに周囲に耳を傾けよう)=犬丸正寛の相場格言(2011/01/11)
・損して休めるは、相場上達の一歩=犬丸正寛の相場格言(2011/01/07)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク