【銘柄診断】サンマルクホールディングスは出遅れ買いに2段上げ相場に突入

2011年1月24日 23:17

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

サンマルクホールディングス<3395>(東1)が出遅れ人気を集めて戻り高値を更新、2段上げ相場に踏み込んできた。

サンマルクホールディングス<3395>(東1)が出遅れ人気を集めて戻り高値を更新、2段上げ相場に踏み込んできた。[写真拡大]

  サンマルクホールディングス <3395> が出遅れ人気を集めており、2段上げ相場に踏み込んできた。2011年3月期の9月中間決算は営業利益32億6900万円(前年同期比12%増)と順調な収益を確保したが、通期については営業利益67億9100万円(前期比9%増)の当初見通しを据え置きとした。その慎重な見通しに対し増額修正の見方が強まり、期待人気が刺激されている。

  前期開設店舗の貢献、今期の「サンマルクカフェ」を中心とする70店舗(前期実績は62店舗)の新規店舗などが寄与するためだが、今期下期(2010年10月~2011年3月)の既存店売上高については前年同期比4%減を想定しているように、環境には依然厳しいものがある。

  アナリスト筋は今期の増額修正、来期の続伸を想定している。1株当たり利益は今期301円、来期360円が見込まれ、割安感はあるが、昨年4月の昨年来高値3675円に接近、ここからは戻り待ちの売り物が上値を圧迫する公算もある。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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