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各メーカーが新HVを投入、ホンダからはステーションワゴンも
記事提供元:エコノミックニュース
11日に日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会によって発表された2010年の累計新車販売ランキングで、トヨタの「プリウス」が前年比51・1%増の31万5669台で2年連続の首位となり、ハイブリッド車が新車販売の主流としてますますシェアを拡大していくと予想される。
そんな中、トヨタ <7203> は高級車ブランド「レクサス」のプレミアムコンパクトクラス初となるハイブリッド専用モデル「CT200h」を12日に発売した。「CT200h」は、先進の環境性能とスポーティで俊敏な走りを兼ね備えた5ドアハッチバック車である。エンジンには「プリウス」と同じ排気量のHV専用1800ccを採用し、"レクサス・ハイブリッドドライブ"技術を最大限に活用することで1リッターあたり34.0kmの燃費性能を実現した。販売価格は355万円から430万円前後となっており、同ブランドのエントリーHVとして国内月販1500台を目指す。
さらに、ホンダ <7267> は今年3月にステーションワゴンモデルで初のハイブリッド車を発売する。発売されるのは、小型車「フィット」をベースにしたステーションワゴンで、荷室容量の大きさや室内の広さなど、これまでのHV車になかった魅力をアピールする。価格は、トヨタ「プリウス」に対し価格を抑えることで差別化を図った「インサイト」と同等の190万円前後になると見られ、エコカー補助金終了の反動による国内販売の落ち込みに対応する。ここ数年の自動車業界を常にリードしてきたハイブリッド車だが、2011年に入ってもその勢いが衰えることはなさそうだ。
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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