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【銘柄診断】東洋建設は中期経営計画をクリアー、順調な再建路線を見直す
■再建進む業績好転銘柄
東洋建設 <1890> が低位株人気化の流れに乗り戻り機運を強めている。建設業界は公共投資関連予算が大幅に削減され依然厳しい環境が続いているが、民間設備投資に回復の兆しが窺えるほか、完成工事利益の向上、販売管理費の削減などにより、2011年3月期の営業利益は当初見込みの32億円を上回る36億5000万円(前期32億7800万円)へ修正された。
これで3期連続の増益となるほか、2008年に策定した中期経営計画の最終年度となる今期の目標営業利益35億円をクリアーするもので、順調な回復路線を歩んでいると言える。土木は、経営資源を海上土木に集中し、経営基盤を安定させ、建築は、選別受注を継続し、民間事業量を拡大する基本戦略が奏功している。
また、海外展開にも力を注ぐ意向だが、リスク管理を徹底し安定した事業量を確保することを目指し、ベトナム、フィリピンなど既進出国に集中する方針だ。現在50銭の配当について増配などの見方が流れるようだと、株価の見直しが加速することが考えられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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