【インフォザイン】愛媛大学マイクロクレデンシャル研究グループがオープンバッジファクトリーを導入--地域の草の根活動をデジタルで証明

プレスリリース発表元企業:株式会社インフォザイン

配信日時: 2026-05-07 15:00:00

「ローステイク・バッジ」で防災訓練・ボランティアなどの活動を可視化。



株式会社インフォザイン(本社:東京都台東区)は、愛媛大学教育学部の富田英司教授が主宰する「愛媛大学マイクロクレデンシャル研究グループ」が、国際標準規格Open Badges 3.0準拠のデジタルバッジ発行・管理プラットフォーム「オープンバッジファクトリー」を2026年2月に導入したことをお知らせします。
同グループは、防災訓練参加やボランティア活動など「従来は証明が困難だった地域の小さな活動」をデジタルバッジで可視化・証明する「ローステイク・バッジ」の概念実証を開始。2026年3月21日の初発行セミナーでは参加者69名中53名にバッジを発行し、高校生のほぼ全員がスマートフォンでQRコードに即アクセスするなど、デジタル証明への高い受容性を確認しました。
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2026年3月21日に開催された香川大学との合同セミナー(参加者69名)

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富田 英司(とみだ えいじ)博士(心理学)愛媛大学教育学部 教授 / 大学院地域レジリエンス学環 / データサイエンスセンターほか

■ 導入の背景--「ローステイク・バッジ」とは何か
ローステイク・バッジとは、公的資格や学位のように高い権威性(ハイステイク)を持たないものの、地域社会や個人の成長にとって確かに意味ある活動を、オープンバッジとして可視化・証明する取り組みです。富田教授はこれまでの研究において、防災訓練への参加、フードパントリーでのボランティア、地域ハッカソンへの貢献など「従来は証明が困難だった小さな活動」の価値を問い続けてきました。
愛媛大学では近年オープンバッジの発行が年々拡大しており、同研究グループは大学全体の意思決定プロセスを経ずに研究として機動的に試行できる環境を整えるため、独自にオープンバッジファクトリーを導入。国際標準規格に準拠しかつAPIによる自動発行に対応するOBFが選ばれました。

■ 初発行の実績:69名参加セミナーで実施
2026年3月21日(土)、香川大学教育学部と愛媛大学教育学部の合同企画「高校生のための学校で役立つ教育心理学」セミナー(香川大学教育学部412講義室)において、参加証バッジの初発行が実施されました。

セミナー概要:
- 参加者数:69名(高校生・保護者・教員)
- バッジ発行数:53名
- バッジ受領数:32名

バッジは意図的に手動で発行し、発行フローを一通り体験することで今後の自動発行システム構築に向けた知見を蓄積しました。バッジ提示時、高校生のほぼ全員が即座にスマートフォンでQRコードにアクセスするなど、デジタル証明への高い受容性が確認されました。
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2026年3月22日に開催されたアクティブ・ラーニング学会でのパネルセッションで発表された資料より引用(数字は3月22日時点のもの)

■ ローステイク・バッジ」の体系:12象限マトリクス
富田教授は、地域の多様な学びや活動を体系的に分類・証明するフレームワーク「12象限マトリクス」を提唱しています。「空間(現地 vs 遠隔)」「時間(同期 vs 非同期)」「対象(自分 vs 他者 vs モノ)」の3軸を組み合わせることで、あらゆる地域活動に対応できるバッジ体系を構築します。
【活用例】
- 「現地・同期・他者」:防災訓練での地域住民との交流、地域ハッカソン参加
- 「遠隔・非同期・モノ」:ハザードマップへの危険箇所報告、オンライン学習の完了

(参考文献)富田・河村(2026)「地域の可能性を大学を通じて深い学びにつなげるローステイク・バッジの機能」愛媛大学教育学部附属科学教育研究センター紀要 Vol.5
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■ 今後の展開
直近の重点プロジェクトとして、宇和島市のNPO「特定非営利活動法人 U.grandma Japan(うわじまグランマ・ジャパン)」との連携が進んでいます。フードパントリーへの食物の持ち込み・仕分け・配達の各工程を担当したボランティアに対し、完了時点でOBFのAPIを通じてオープンバッジを自動発行する仕組みを構築中です。

地域のNPO活動へのオープンバッジAPIを通じた自動発行は、2026年時点で国内での実装事例は少なく、同グループの取り組みは先行事例として注目されます。
■ オープンバッジファクトリーの採用理由
- APIに対応しており、自動発行システムの構築に必要な要件を満たしていること
- ウェブベースの発行管理ツールが充実しており、研究グループが迅速に試行できること
- 担当者による迅速・丁寧なサポート対応

■ 組織概要(導入組織)
- 組織名:愛媛大学マイクロクレデンシャル研究グループ(愛媛大学教育学部 富田英司研究室)
- 所在地:愛媛県松山市
- ウェブサイト:https://tomidalab.com
- 導入ソリューション:オープンバッジ発行システム オープンバッジファクトリー(プロプラン)

■ 取り組みの詳細・インタビュー全文
導入の背景、バッジ設計の考え方、今後のNPO連携構想など、富田英司教授へのインタビューを弊社ブログに掲載しています。
https://www.infosign.co.jp/blog/ehime-u-micro-credentials
【導入ソリューションについて】

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オープンバッジファクトリーは、国際技術標準規格「Open Badges 3.0」に準拠したデジタルバッジを作成・発行・管理するクラウドプラットフォームです。公的資格の合格証から、講座修了証、イベント参加証、スキル証明、地域活動の貢献証明まで、教育機関・企業・非営利団体など幅広い組織の用途に対応します。完全なAPI対応により、外部システムとの連携による自動発行も実現します。
オープンバッジファクトリーの詳細はこちら

【インフォザインについて】
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インフォザインは2001年に設立され、オープンソースとオープンスタンダードの可能性を活かした教育テクノロジーの導入・展開を支援しています。2023年12月、ヨーロッパを中心に12年間のオープンバッジ事業実績を持つオープンバッジファクトリー社と日本国内の独占販売契約を締結。オープンソースのCBTプラットフォーム「TAO」のSaaS版「TAOクラウドJP」もあわせて提供しています。

【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インフォザイン
e-mail:obf@infosign.co.jp
公式HP: https://www.infosign.co.jp/
〒110-0008 東京都台東区池之端1丁目2-18 NDK池之端ビル4F

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