ホッキ漁がスタート、海も山も愛する仕事場!“漁師×猟師”の二刀流が教えてくれる、人生を思い切り楽しむ術

プレスリリース発表元企業:北海道白糠町

配信日時: 2025-12-22 10:00:00



北海道白糠町は海と山の恵みに囲まれた自然豊かなまちです。2025年12月10日(水)より、今年度のホッキ漁がスタートしました。また、10月から翌3月末まで解禁となる”鹿猟”も最盛期を迎えています。
この町には、漁師であり猟師でもある“二刀流”の働き方を実践する人がいます。一次産業が人手不足に直面する中、この新しい働き方には「これからの漁師の生き方」のヒントが詰まっています。
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▶白糠町note: https://note.com/_shiranukacho/
▶白糠町ふるさと納税(鹿肉):https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/8700-30009344/

今回話を聞いたのは、白糠町出身の前田 貴宏(46歳)さん。
21歳で漁師になり、30歳で狩猟免許を取得。今では海では定置網やホッキ漁、山では年間600~700頭のエゾシカを仕留める、まさに“海と山を行き来する男”です。

<前田さんの“リョウシ”年間カレンダー>

12月~6月:ホッキ貝漁師 兼 猟師
7月~9月:定置網漁師 兼 猟師
10月:猟師
11月:定置網漁師 兼 猟師
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二刀流漁師・前田 貴宏(まえだ たかひろ)さん

21歳で漁師に、30歳で猟師に

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白糠町出身の前田さんは、若い頃は町を離れて気ままに過ごしていたそう。
「遊んでたんだけど、21の時に帰って来て、漁師が面白くて始めたんだわ」

小さな汽船でのサンマ漁やタラ漁を経験し、30代からは定置網漁の船にも乗るようになりました。
そんな前田さんの転機が、30歳前後で始めたエゾシカ猟でした。
「最初はライフルもなくてショットガン。好きでがむしゃらに行ってただけだけど、先輩たちとは獲って来る数が全然違う。そのうちに、エゾシカの有害駆除に対する助成金が増えてきてね。獲れる数も増えていった」

いまでは、1回の猟で平均2~3頭、年間で600~700頭を仕留めるそう。
白糠町では、エゾシカによる食害の深刻化に伴い、町からだけでなく国からも補助が出るようになり、有害駆除の助成金は2025年現在、1頭につき9,000円です。
「家でビール飲んでたら怒られるから(笑)、ほぼ毎日、猟には出てるよ」

<前田さんのこれまで>
20代 → サンマ漁やタラの刺し網漁師をいろいろと経験
30代 → 定置網漁師をスタートと同時に猟師にも目覚める
40代 → 漁師と猟師の二刀流生活をスタート


のめり込ませたのは“仲間”と“学び”

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前田さんが猟にのめり込んだ理由は、横のつながりでした。
「いろんな地域の人と知り合って。会ってみたら、みんなすごい研究熱心でね。
スコープの弾道計算とか、何mなら撃てるとか。こっちは近いところで撃てりゃいい、それでハンターだって言ってたんだから、勘違いしてた。これじゃダメだなって」

特に衝撃を受けたのが、北見にいる“先生”と呼ぶ人物。
自分で解体場を持ち、受注生産で注文を受けてから撃ちに行くスタイルで、スコープ越しに鹿が痩せていないかなど判断して選んで撃つといいます。
ある日、700m先の鹿を、固定倍率のスコープで正確にヘッドショットする技術を目の当たりにしました。

「鹿の頭がどこかなんて分からないほどの距離。あれは才能というより知識だな。銃は基本、海外のものが多いから海外の情報も勉強して。俺らにもヒントはくれるけど、『まず自分で調べろ』っていう人でね」

自分の銃は他人には触らせられない。
前田さんも英語の説明書を読むために、スマホの翻訳機能を使いながら英語を勉強したそう。
弾の手づくりなど、夜な夜な仲間と研究を続け、気づけば猟は“趣味”を超えた存在になっていったといいます。

海はチーム、山はひとり。どちらも“自然と向き合う”仕事

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漁師と猟師。“二刀流”の仕事はどちらも自然相手ですが、その現場はまったく違った表情を持ちます。
「海の漁は仲間と一緒に船に乗って、連携してやる仕事。猟の方は、山に入ったら1人。電波も通じないし、最悪のことも考えて動かなきゃいけない。そういった意味で孤独感はあるね」

それでも両方に共通するものがあるといいます。それは・・・
「達成感と興奮。自然の中で勝負するのが好きなんだと思う。本能だね」


変わる漁師の働き方

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冬場は定置網漁やホッキ漁に乗る前田さん。現在の漁師の働き方について、聞きました。

「今は親方(漁船を持つ社長)の数も減って、働き手も少なくなった。でも漁は若い衆がいなければ仕事にならない。それで一日いっぱい拘束するんでなく、空いてる時間・空いてる時期をうまく組み合わせて乗ってることが多くなった。例えば春の定置網漁は4月から11月までだけど最初から最後まで乗る人って減ったんだよね。その間にカニやホッキやタコなど、うまく組み合わせて他の漁もやってもいいって船も増えてるよね」

今は“掛け持ちOK”など柔軟な船が増えているといいます。

前田さん自身も現在は、網入れ・網上げなど絶対に外せない重要な日はあるものの、用事があれば休んでも構わない、という条件で働いています。
漁師の働き方は、その船の親方の考え方にもよりますが、前田さんが乗る船は特に自由度が高く、若い漁師から評判が良いそう。

「子どもが熱を出したり行事がある時は休みをもらうこともあるし、それを言い出しやすい雰囲気がある。今の若い人は共働きが多いでしょ。奥さんが休めない日だってある。そんな時、融通をきかせてくれるから若い子も続くんだと思うよ。昔からは考えられないけど、若い人もみんな話しやすい環境の土台ができてるよね。人間関係もよくて、みんな仲がいいんだよ」

漁の「乗り子」としての就業は、各船の親方(社長)との直接契約になります。契約の時に、自分のやりたいことや希望する働き方など条件のすり合わせができると言います。
漁は日曜日が基本は休み、その他は漁によって個別に決まります。
漁に出るかどうか、グループラインで連絡が来るなど働き方も時代とともに変わっているようです。

二刀流リョウシ・前田さんからのメッセージ

白糠で漁業をやりたい、漁師になりたい、という若い人は増やせると思いますか?
前田さんの考えを聞きました。

「無理に引っ張ってはこれないけど、ただ来た時には、広い心で迎えたい。
福利厚生をしっかり充実させるとか、そういうことを進めれば若い子たちも来やすくなるんじゃないかな。

そして何より、漁師はうまいもんが食べられるのがいいっしょ。
家では新鮮な刺身がいつでも食べられるし、船の上で食べる朝ごはんなんてもう、最高にうまいよ!
昔みたいにやんちゃな人も減ったし、漁師は荒い、というイメージも昔とは違うと思う。今は、一年の半分は働いて半分は海外でサーフィンをやる、“サーファー漁師”なんて若い子もいるし、白糠と自分のやりたいことがうまくマッチしたらいいんじゃないかな。」

海と山を行き来し、自然と向き合い続ける前田さん。
北海道の土地でたくましく生き抜く“覚悟”と、仲間との“楽しみ”を教えてもらいました。

二刀流リョウシ・前田さんの、ある一日

あさ2時半  起床、白糠漁港へ
3時半  沖出航 
8時   沖帰港    
8時半  丘仕事(漁で使用する網の修復)
11時   作業終了!
11時半~ 昼食兼休憩  漁師仲間と一緒にわいわい食事へ。その後、車や銃の整備等
14時半~日没  鹿猟
日没後  鹿の搬送又はペットフード用加工作業
19時   家族で夕食
22時   就寝

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北海道白糠町のご紹介

北海道白糠町は北海道の東部に位置する人口約7,000人のまちです。
豊かな自然に恵まれ漁業、林業、酪農などが盛んです。太平洋沖の暖流と寒流が交わる絶好の漁場にあり、1年を通じて様々な海産物が獲れ、茶路川、庶路川、音別川と鮭が産卵に帰ってくる川が3本もある恵まれた立地から「秋鮭」「いくら」の漁獲量が高く、ふるさと納税の返礼品としても高い人気を誇っています。近年は「ブリ」の漁獲量が増え、「極寒ぶり(R)」として新たな名産品の一つになっています。

白糠町ホームページ:https://www.town.shiranuka.lg.jp/
白糠町公式note: https://note.com/_shiranukacho/
Instagram:https://www.instagram.com/shiranukacho_hokkaido/

▶白糠町ふるさと納税:鹿肉
https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/8700-30009344/
https://item.rakuten.co.jp/f016683-shiranuka/8700-30009244/

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