ビーマップ、Wi-Fi HaLowとLTEを搭載したIoTゲートウェイ「EAP112」の販売を開始

プレスリリース発表元企業:株式会社ビーマップ

配信日時: 2024-10-30 16:00:00

matterコントローラーを搭載予定 広大な敷地の長距離通信からスマートホームまで、EAP112がIoTの扉を開きます



 株式会社ビーマップ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉野文則、以下当社)は、Wi-Fi HaLowを搭載することでIoT機能を強化したWi-Fi 6アクセスポイントの新製品「EAP112」の販売を開始いたしましたのでお知らせします。

 「EAP112」は、長距離通信が可能なWi-Fi HalowとLTEバックホールを搭載することで、IoT機能を強化したエンタープライズグレードの屋外対応Wi-Fi 6アクセスポイントです。加えて、matterコントローラーの搭載(※1)により、スマートホームのコントローラーとしても機能します。また、IP65等級の防塵・防水性能に加え、使用温度範囲が-30~50℃と広く、優れた耐候性を備えています。これらの機能により、これまでWi-Fiではカバーが難しかった広大な敷地や、厳しい自然環境において、IoTソリューションの構築を可能とします。
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 「EAP112」は、CES 2024(米国ラスベガスで1月9日~12日開催)において、当社のビジネスパートナーであるEdgecore Networks Corporation(台湾、President:Andy Wu、以下Edgecore Networks)と、Wi-Fi HaLowのシリコンベンダーであるMorse Micro(オーストラリア、CEO:MICHAEL DE NIL)により発表されました。その後、WIRELESS JAPAN 2024(5月29日~31日開催)、およびCEATEC 2024(10月15日~18日開催)において、当社より日本国内での販売を表明していました。

■IoTソリューションの新たなステージを提供するEAP112
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18483/184/18483-184-f04624b758f6404d1f38a5a290c00b1b-1130x667.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※「EAP112」の概念図

 「EAP112」は、当社が販売するWi-Fiアクセスポイントとしては、初めてWi-Fi HaLowを搭載した製品です。Wi-Fi HaLowは、920MHz帯を使用することで通信距離を約1kmと飛躍的に高め、最大20Mbpsの通信速度を実現するIoTに特化したWi-Fi規格です。この長距離通信と高速性を生かすことで、従来のLPWAでは不可能であった画像や映像など大きなデータの伝送が可能で、リアルタイム性が高く、大きな情報量を求められる、新たなIoTの応用分野を開拓する能力を備えています。
 また、「EAP112」は、4G LTEのバックホール機能を搭載しており、LANケーブルの敷設が難しい場所への設置が可能で、設置の自由度が格段に向上します。さらにIP65等級の防塵・防水性能を備え、-30~50℃の広い温度範囲での利用が可能。さらに「EAP112」はWi-Fi 6の高速・大容量通信にも対応しており、IoT用途に限らず屋内外のWi-Fiアクセスポイントとしてもご利用いただけます。

【EAP112の特徴】
 ・LPWAの通信方式であるWi-Hi HaLowを搭載し、1kmの飛距離と最大20Mbpsの通信が可能
 ・2.4GHzと5GHzのWi-Fi 6を搭載し、通常のWi-Fiアクセスポイントとして利用可能
 ・LTE CAT6によるバックホール通信に対応(LTEを搭載しないモデルも選択可能)
 ・IP65等級の防塵・防水性能と-30~50℃の広い温度範囲
 ・matterコントローラー機能を搭載可能(※1)
 ・PoEまたはオプションのDC電源による給電が可能
 ・壁マウントブラケットを同梱。オプションのポールマウントブラケットを用意

■matterコントローラーとしても機能
 「EAP112」はスマートホームのためのIoT共通規格であるmatterのコントローラー機能の搭載(※1)を予定しています。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18483/184/18483-184-9d201a26b08f982a554af69c23dbb4c7-648x908.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※CEATEC 2024会場で「EAP112」を展示
 無線通信規格標準化団体(Connectivity Standards Alliance:略称CSA)が策定したmatterには、既にApple、Google、AmazonをはじめとするIT企業280社以上が参加を表明。これらの参加企業が提供するスマート家電はメーカーの垣根を越えた連携が可能となり、スマートホームの普及に向けて大きな弾みとなっています。
 また、当社では、電力使用量をAIにより分析し、高齢者の生活を見守る「おうちモニタ」のサービスを開始しています。「EAP112」へのmatterコントローラーの搭載により、見守りセンサーとの連携が強化され、さらに質の高い見守りサービスが実現されます。当社は、「おうちモニタ」と「EAP112」の提供を通して安心・安全・快適なスマートホームの普及に貢献します。



※1…今後ファームウェアのアップデートによりmatterコントローラー機能を提供予定です


■「EAP112」の詳細仕様につきましては、下記のリンク先をご参照ください
 https://www.wi-fi.bemap.co.jp/eap112

■「EAP112」をはじめとする当社取扱のWi-Fi関連製品については、下記リンク先をご参照ください
 https://www.wi-fi.bemap.co.jp/

■「EAP112」関連のプレスリリース
 ビーマップ、Wi-Fi HaLowとMatter、LTEを搭載したWi-Fiルーター「EAP112」を今夏に発売
 (2024年1月31日発信)
 https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24020101132.pdf

■「おうちモニタ」関連のプレスリリース
 大家さん、家族も安心!電力データやWi-Fiを活用した「安否確認」、「健康管理」などシニアや単身家族の健康を見守る3つのサービス開始
 (2023年9月21日発信)
 https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24050701148.pdf

 東京大学、東京理科大学発のベンチャー企業と協業で電力データを活用した見守りサービス用のAIを開発
 (2024年4月23日発信)
 https://www.bemap.co.jp/library_file/cms_file/24042301144.pdf

■Edgecore Networksについて
 Edgecore Networksは、台湾に拠点を置くAccton Technology Corporationの完全子会社です。Edgecoreは、世界中のチャネル パートナーを通じて、SMB、エンタープライズ、データ センター、サービス プロバイダーなどの顧客に対して情報の流れや接続の強化に貢献するネットワーク ソリューションを提供します。詳細については、https://wifi.edge-core.com/contact までお問い合わせください。

■Morse Microについて
 Morse Microは、オーストラリアのシドニーに拠点を置き、世界中にオフィスを構える Wi-Fi HaLow ファブレス半導体の大手企業です。世界有数の Wi-Fi HaLow 企業として、次世代の IoT ワイヤレス接続ソリューションの先駆者です。Morse Micro は現在、Wi-Fi Alliance および FCC 認定の MM6108 量産シリコンの出荷を開始しています。これは、市場で入手可能な最速、最小、低消費電力、最長の通信距離を誇るWi-Fi HaLowチップです。詳細については、 https://www.morsemicro.com/ をご覧ください。

[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18483/184/18483-184-f76667fe7ce651f0e77f93a11183aa69-1092x647.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



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