マべニア、Qualcomm® 5G RANプラットフォームを搭載した次世代の「グリーン・バイ・デザイン」型OpenBeam™ Massive MIMO無線ユニットを発表

プレスリリース発表元企業:Mavenir

配信日時: 2024-02-21 16:38:00

マべニア、Qualcomm® 5G RANプラットフォームを搭載した次世代の「グリーン・バイ・デザイン」型OpenBeam™ Massive MIMO無線ユニットを発表

マべニア、Qualcomm® 5G RANプラットフォームを搭載した次世代の「グリーン・バイ・デザイン」型OpenBeam™ Massive MIMO無線ユニットを発表

(スペイン・バルセロナ)- (ビジネスワイヤ) -- ネットワークの未来を構築するネットワーク・ソフトウエア・プロバイダーであるマベニアは、Qualcomm® QRU100 5G RANプラットフォームを搭載したOpenBeam™ Massive MIMO(mMIMO)ポートフォリオに関して、昨年までの製品リリースのアップデートに続く新展開を発表しました。同社は、電波強度の弱いローパワーの次世代32TRX mMIMOバリアントをハイパワーの32TRX AAUと共に導入することで、OpenBeam™ポートフォリオの拡充を図ります。

本プレスリリースではマルチメディアを使用しています。リリースの全文はこちらをご覧ください。:https://www.businesswire.com/news/home/20240219527952/ja/

Mavenir OpenBeam massive MIMO 32TRX Active Antenna Unit. (Photo: Business Wire)Mavenir OpenBeam massive MIMO 32TRX Active Antenna Unit. (Photo: Business Wire)

これらの次世代型mMIMO 32TRXアクティブアンテナユニット(AAU)によって、環境に配慮したグリーン・バイ・デザイン設計の、オープンで相互運用が可能な新しいタイプの無線ユニットが導入されます。OpenBeam™ mMIMO AAUは格段に高いエネルギー効率を実現します。その結果、mMIMO AAUフットプリントは業界で最もスリムな水準となり、OpEx(運用維持費)の大幅削減が可能となります。

現行のO-RAN 7.2b仕様に加え、本製品はULPI(Uplink Performance Improvement)をサポートする設計になっており、特に大容量ネットワークの需要が高い都市環境におけるネットワーク事業者のmMIMOアップリンク性能の向上、遅延の最小化、フロントホールの所要帯域の削減を可能にします。

このポートフォリオは、5Gのミッドバンドの展開を加速する、次の2つの個別モデルで構成されています:

32TRX AAUローパワーモデル:フットプリントが業界最小クラスとなるローパワーmMIMO AAUは、エネルギー消費最小のときに128のアンテナ素子で200Wの出力電力を実現します。このソリューションは、高密度環境での使用に合わせて最適化されており、設置の迅速化とランニングコストの低減を促進します。32TRX AAUハイパワーモデル:マべニアの高性能版のmMIMO AAUは出力電力が320Wで、アンテナ素子は192となります。このプラットフォームはより大きな瞬時帯域幅をサポートしながら、この出力電力でカバレッジが拡大するため、RANシェアリングの展開に理想的となります。32TRX AAUソリューションは、アイドル状態時、低速時、最頻時に起動するスマートスリープモード機構を採用し、高度な省エネ機能を提供します。自動化されたこれらの機能は、AI/MLベースのインテリジェンスを使用してさらに強化することが可能です。

ボーダフォン・グループのオープンRAN責任者のパコ・マルティン氏は次のように話しています。「既存のハイパワーの主力ソリューションのほかに、シングルオペレーターや設置面積に制約のある現場に適したローパワーでコンパクトな製品が加わり、マべニアのmMIMOポートフォリオが拡大したことを嬉しく思います。クアルコムのQRU100 5G RANプラットフォームの導入をさらに進めることで、オープンRAN無線ユニットの性能と電力効率が上がり、当社も最高の顧客体験を提供できます」

マべニアのアクセスネットワーク・プラットフォーム・MDE事業部プレジデントのBG・クマールは次のように述べています。「OpenBeam™ Massive MIMO無線ソリューションの継続的な進化と拡充により、エネルギー効率、持続可能性、性能の面で、業界標準はマべニアによってさらに新しいレベルに引き上げられます」

「高性能で電力効率に優れたマべニアのMassive MIMO無線ユニットのポートフォリオが、クアルコムのQRU100 5G RANプラットフォームを搭載して今回拡張されたことをとても嬉しく思います」と、クアルコム・テクノロジーズの製品管理担当バイスプレジデントのジェラルド・ジャレッッタ氏は述べています。「これは、仮想化されたオープンなRANの本格的な導入を推進するマべニアとの継続的な協力関係における、もう一つの大きなマイルストーンとなります」

マべニアの無線ポートフォリオ「OpenBeam™」の全容は、2月26日から29日までバルセロナで開催される「モバイルワールドコングレス」で展示されます(ホール2スタンド2H60)。 マべニアの出展についての詳細は、www.mavenir.com/mwc-2024をご覧ください。

マベニアについて

マベニアは、あらゆるクラウド上で稼働する単一のソフトウエアベースの自動ネットワークのビジョンに焦点を当て、ネットワークの未来を構築し、先進技術を開拓しています。業界唯一のエンドツーエンドのクラウドネイティブなネットワークソフトウエアプロバイダーとして、マベニアは世界の接続方法の変革に注力しており、世界の加入者の50%以上にサービスを提供する120か国以上の300社以上の通信サービスプロバイダーおよび企業向けに、ソフトウエアによるネットワーク変革を加速させています。

詳しい情報は、www.mavenir.comをご覧ください。

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