こまつ座第148回公演『連鎖街のひとびと』演出家&キャストコメント到着! 40周年の最後を飾るのは 21年ぶりに蘇る 井上ひさし抱腹絶倒の悲喜劇 カンフェティでチケット好評発売中
配信日時: 2023-09-08 12:00:00
こまつ座第148回『連鎖街のひとびと』が2023年11月9日 (木) ~2023年12月3日 (日)に紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア南館7階)にて上演されます(全国ツアー公演あり)。この度、演出家とキャストによるコメントが公開されました。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにて9月2日(土)10:00よりチケット一般発売開始
http://confetti-web.com/komatsuza
公式ホームページ
http://www.komatsuza.co.jp/program/index.html#445
画像 : https://newscast.jp/attachments/JG08zezdhC9SdYxKTrkd.jpg
どの地でも必死で生きる市井のひとびとの姿を 笑いと軽やかな音楽でお届け
◆作品紹介◆
本作は鵜山仁の演出によって2000年に紀伊國屋ホールで初演され、翌2001年にも再演されました。
満州国に夢を求めた日本人が最初にたどりついた夢の街、大連。国家のスローガンにより移住した人々。そしてその夢が破れて日本に帰れず、なんとかその地で生きようとした日本人とその周辺の愛すべき人々達が織り成す物語は、どの地でも必死で生きる市井のひとびとの姿を浮き彫りにし、現代の私たちに生きる力を与えてくれます。その時代も今も人間の営みと必死で戦っている姿を、笑いと軽やかな音楽、そして演劇賛歌に包んで届ける作品です。演劇の知恵を使って困難な事態を懸命に乗り越え、生き抜いた人達の姿を通して「今、なぜ、楽しい演劇なのか」を真摯にそして楽しく届ける井上ひさしの音楽劇がこまつ座で22年振りに甦ります。
◆こまつ座とは◆
1983年、作家・劇作家の井上ひさしが座付作家として立ち上げ、翌年『頭痛肩こり樋口一葉』で旗揚げ。以降、井上ひさしに関わる舞台を専門に上演。2010年に井上ひさし没後は新作として井上ひさし原案の『木の上の軍隊』(作:蓬莱竜太)、『母と暮せば』(作:畑澤聖悟)も上演。22年には『母と暮せば』の舞台裏を描いたドキュメンタリー映画「長崎追想 父・井上ひさしへの旅」(監督:松村克弥)上映会も実施。また、同年には舞台芸術に関するデジタル・アーカイブ化を推進するEPAD事業のパートナー団体に選定される。
近年の受賞作に03年読売演劇大賞最優秀作品賞(『太鼓たたいて笛ふいて』)、10年読売演劇大賞芸術栄誉賞(井上ひさし)、12年紀伊國屋演劇賞団体賞 (「井上ひさし生誕77フェスティバル2012」の舞台成果)、16年読売演劇大賞優秀作品賞(『マンザナ、わが町』)、17年文化庁芸術祭賞の演劇部門において関東参加公演の部で大賞を受賞。20年第5回『澄和Futurist賞』(顕彰事業)受賞。その他にも受賞歴多数。
スタッフ
[作]井上ひさし
1934年山形県生まれ。69年『日本人のへそ』で演劇界へ本格的にデビュー。
72年『道元の冒険』で岸田國士戯曲賞受賞。以降、戯曲、小説など幅広く活躍する。81年、小説「吉里吉里人」で日本SF大賞受賞。翌年、読売文学賞小説賞を受賞。84年には『頭痛肩こり樋口一葉』で自作のみを上演する「こまつ座」を旗揚げ。また、新国立劇場の柿落とし公演『紙屋町さくらホテル』を書き下ろす。 そのほか、『化粧』『父と暮せば』『ムサシ』などは海外で上演され高い評価を得ている。遺作『組曲虐殺』まで七十近い戯曲を書き下ろした。直木賞、紀伊國屋演劇賞、読売文学賞(戯曲部門・小説部門)、吉川英治文学賞、菊池寛賞、朝日賞など受賞歴も数多い。2004年には文化功労者に選ばれ、09年には、戯曲を中心とする広い領域における長年の業績で恩賜賞日本藝術院賞を受賞した。 2010年4月9日逝去。
「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく ふかいことをゆかいに ゆかいなことをまじめに 書くこと」―井上ひさし
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[演出]鵜山 仁
1953年奈良県生まれ。文学座演出部所属。近年の主な演出作品に、『女の一生』、『その人を知らず』、『ヘンリー五世』、『この道はいつか来た道』、オペラ『カルメン』、『鹿鳴館』、『ヘンリー二世』など。こまつ座では『雪やこんこん』、『人間合格』、『紙屋町さくらホテル』、『円生と志ん生』、『芭蕉通夜舟』、『イーハトーボの劇列車』、『小林一茶』、『マンザナ、わが町』、『化粧二題』、『日の浦姫物語』、『吾輩は漱石である』など。『父と暮せば』などで読売演劇大賞優秀賞演出家賞、『おばかさんの夕食会』などで毎日芸術賞千田是也賞、『コペンハーゲン』などで紀伊國屋演劇賞、『兄おとうと』などで読売演劇大賞グランプリと最優秀演出家賞、『ヘンリー六世』で読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞している。1987年の『雪やこんこん』以来、こまつ座の公演を3000ステージ近く手がけている、井上ひさしが絶対的な信頼をおいていた演出家のひとりである。2016年、『マンザナ、わが町』、『廃墟』の演出において、第23回読売演劇大賞 最優秀演出家賞受賞。2020年、紫綬褒章受章。
出演者プロフィール
※【 】内は役名
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高橋和也(たかはし・かずや)【塩見利(とし)英(ひで)】
東京都出身。1988年男闘呼組としてデビュー。1993年解散後、舞台『エンジェルスインアメリカ』(演出:ロバート・アラン・アッカーマン)主演、映画「KAMIKAZETAXI」(監督:原田眞人)、「八つ墓村」(監督:市川崑)、「Hush!」(監督:橋口亮輔)、NHK「寺子屋ゆめ指南」主演など活躍の場を広げる。
近年の主な作品に【舞台】『オイディプス』(演出:マシュー・ダンスター)、『現代能楽集~幸福論「道成寺」「隅田川」より』(演出:瀬戸山美咲)【映画】「追想ジャーニー」「白鍵と黒鍵の間に」【テレビ】「DORONJO/ドロンジョ」「インフォーマ」【配信】「雨に叫べば」「THEDAYS」など。
こまつ座では『泣き虫なまいき石川啄木』(演出:鈴木裕美)、『紙屋町さくらホテル』(演出:鵜山仁)に出演。本作初演にも石谷一彦役で出演している。
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千葉哲也(ちば・てつや)【片倉研介】
神奈川県出身。演劇企画集団THE・ガジラの中心的な俳優として多くの作品に出演。受賞歴として読売演劇大賞優秀男優賞(第5回、20回、24回)、紀伊国屋演劇賞個人賞(第39回)、読売演劇大賞優秀演出家賞(第14回、16回、24回)
近年の主な出演作品に【舞台】『WEHAPPYFEWわれら幸運な少数』『マヌエラ』『ライフ・イン・ザ・シアター』(演出も担当)『狐晴明九尾狩り』(演出:いのうえひでのり)【映画】「ONODA」【テレビ】「どうする家康」「おかえりモネ」「相棒SP」など。
井上作品では『紙屋町さくらホテル』(演出:鵜山仁)、『キネマの天地』(演出:小川絵梨子)、『闇に咲く花』(演出:栗山民也)に出演。
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加納幸和(かのう・ゆきかず)【陳(ちん)鎮中(ちんちゅう)】
兵庫県出身。日本大学藝術学部卒業。1987年『ザ・隅田川』にて、花組芝居を旗揚げ。創立35周年を迎えた劇団の座長として、脚本・演出を手掛け、自らも女形で出演。座外の客演・演出・脚本提供や、映像にも進出。女形指導や、母校の日藝やカルチャースクールで講師を務めるなど多方面で活躍。
西瓜糖『ご馳走』花組芝居『毛皮のマリー』で、2019年前期の読売演劇賞演出家賞にノミネート。
近年の舞台に『荒御霊新田神徳』(演出:加納幸和)『演劇調異譚「xxxHOLiC」-續-』(演出:松崎史也)『鹿鳴館』(演出:加納幸和)『桜文』(演出:寺十吾)『ドレッサー』(演出:鵜山仁)、『三億円事件』(演出:和田憲明)など。
こまつ座初出演となる。
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鍛治直人(かじ・なおと)【今西錬吉】
兵庫県出身。1997年文学座附属演劇研究所入所。2002年に座員となる。09年9月から1年間、文化庁派遣在外研究生としてロンドンへ留学。
近年の主な出演作品に【舞台】『BACKBEAT』(演出:石丸さち子)『占領の囚人たち』(演出:生田みゆき)『欲望という名の電車』(演出:高橋正徳)・『美しきものの伝説』(演出:鵜山仁)『群盗』(演出:小栗了)『マドモアゼル・モーツァルト』(演出:小林香)、【映画】「シン・ウルトラマン」、【テレビ】「相棒S18」「キミに最後の別れを~永遠なれラグビーの青春~」など。
こまつ座初出演となる。
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西川大貴(にしかわ・たいき)【石谷(いしたに)一彦】
東京都出身。立教大学現代心理学部卒。『アニー』(演出:ジョエル・ビショッフ)でデビュー。以降、『ボーイフロムオズ』(演出:フィリップ・マッキンリー)『レ・ミゼラブル』(演出:ジョン・ケアード)などに出演。俳優として活動しつつ、クリエイターとして、コロナ禍に短篇集作品「雨が止まない世界なら」を執筆しアルバム制作・コンサートを開催。YouTube「ミュージカルchクロネコチャンネル」ではチャンネルホストとして俳優との対談・舞台製作の裏側についての発信など意欲的に活動している。
近年の主な作品は【舞台】『ミス・サイゴン』(演出:ローレンス・コナー)、『検察側の証人』(演出:小川絵梨子)、【映画】「TAPthelastshow」など。
こまつ座初出演となる。
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朴勝哲(ぱく・すんちょる)【崔(さい)明林(めいりん)】
兵庫県出身。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。井上作品を主に、こまつ座、新国立劇場などの演劇作品で演奏。こまつ座『兄おとうと』(演出:鵜山仁)のピアノ演奏で2004年第11回読売演劇大賞優秀スタッフ賞、ホリプロ『スリル・ミー』(演出:栗山民也)の演奏で2019年第26回読売演劇大賞優秀スタッフ賞受賞。新国立劇場での『焼肉ドラゴン』(作・演出:鄭義信)に常連客のアコーディオン弾きの役で出演。2018年公開の映画にも出演している。
井上作品には『日本人のへそ』『太鼓たたいて笛ふいて』(演出:栗山民也)『円生と志ん生』(演出:鵜山仁)『きらめく星座』(演出:木村光一)などに出演。
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石橋徹郎(いしばし・てつろう)【市川新太郎】
東京都出身。1996年文学座附属演劇研究所入所。2001年に座員となる。舞台・TVドラマ・CMなど幅広く活躍するほか、演劇ユニット「イマシバシノアヤウサ」としても活動している。近年の主な出演作品に【舞台】『夏の夜の夢』『黄昏』(演出:鵜山仁)、『夜の女たち』(演出:長塚圭史)『Hello~ハロルド・ピンター作品6選~』(演出:的場孝起)、『熱海殺人事件』(演出:稲賀賀恵)【映画】「聯合艦隊司令長官山本五十六」【テレビ】NHK大河「青天を衝け」、連続テレビ小説「なつぞら」、「相棒Season13」など。
こまつ座作品は『紙屋町さくらホテル』『イーハトーボの劇列車』(演出:鵜山仁)に出演。
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霧矢大夢(きりや・ひろむ)【ハルビン・ジェニィ】
大阪府出身。元宝塚歌劇団月組トップスター。在団中の主な出演作に、『エドワード8世』(演出:大野拓史)『スカーレットピンパーネル』『エリザベート』(演出:小池修一郎)『MEANDMYGIRL』(演出:三木章雄)など。2012年宝塚歌劇団退団後は舞台を中心に活躍。2014年『IDO!IDO!』(演出:大河内直子)にて読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。
近年の主な出演作は、【舞台】『ニュージーズ』(演出:小池修一郎)『マチルダ』(演出:マシュー・ウォーチャス)『バイ・バイ・バーディー』(演出:TETSUHARU)『ピピン』(演出:ダイアン・パウルス)『薔薇と海賊』(演出:大河内直子)など。9月には自由劇場にて『三人姉妹』に出演予定。
こまつ座初出演となる。
こまつ座 『連鎖街のひとびと』 演出家コメント
【演出】 鵜山 仁
1945年8月。ロシア軍が満州に侵攻、関東軍は逃亡。身を守るすべもない日本人が置き去りにされた街、大連。
市内の目抜通り「連鎖街」の一角にある、がらんとした地下室。ここで台本を書き、稽古をし、芝居を作り、初日の幕を開けることになった登場人物たち。過去を検証し、自らのあるべき姿を問い直して、未来への展望を開く。
もしかしたら演劇は、そのために、何かの役に立つのか…芝居なんてものが、荒廃した現実を、再生させる手掛かりになるのか…
これはいつの世にも共通する、われわれ演劇人に対する、大事な問いかけです。初演以来23年を経て、「連鎖街」に連なる志を、もう一度手繰り寄せたいと思っています。
こまつ座 『連鎖街のひとびと』出演者コメント
塩見利英役:高橋和也
『連鎖街のひとびと』は私が初めて井上作品と出会った忘れられない作品です。私は31歳で生意気な頃だったと思います。辻萬長さんや木場勝己さんといったベテランの舞台俳優の先輩方に囲まれて一番若い役を演じていました。あれから23年の月日が経ち、今回は私が辻萬長さんの演じた役をやらせていただく事になりました。新劇の作者で物語をリードしていく、愛情深い人物です。井上先生の分身とも言える役を自分が演じる事になり、少し震える想いでいます。
片倉研介役:千葉哲也
今年で還暦。
演劇は実に体力である。しかし、体力で乗り切れる歳もそろそろ終盤。
今の自分は乗り切れてるのか、それともずっこけてるのか…。
そして感じるのは、俳優としてはまだまだ道半ば…。
それでいながら、色んな意味でのチャレンジ精神は益々旺盛。
だが、やりたい事とやれる事のギャップに、驚愕とショックをうけながらの毎日の日々。
それでも、この度3度目のこまつ座に、喜びと悲鳴を感じながら、焦らず、ゆっくり、一歩ずつ…。
陳 鎮中役: 加納幸和
念願の「こまつ座」です。ドンピシャの「ひょっこりひょうたん島」世代、井上ひさし氏との最初の接点はそこ。続いては、昭和47年、NHKで放映された『金壺親父恋達引』。同じ人形劇でも、本格的な新作文楽もお書きになれるのか、と仰天しました(こちらは12の生意気なガキですが/苦笑)。
初演再演と「陳鎮中」をお演りになった松熊信義氏は、大学で演技を教わった先生で、御縁を感じます。深刻な状況をカジュアルなお芝居に仕立ててしまう、ひさし氏の世界!にどっぷり浸らせて頂きます!
今西錬吉役:鍛治直人
此の度初めてこまつ座公演に出演いたします。憧れのこまつ座さんにいつ声をかけて頂けるかと首を長く長くして待っておりました。
さて、今回私は作品の舞台となる今西ホテルの支配人、今西錬吉を演じます。出演舞台の95%が”赤毛もの”の私にとって久しぶりの日本人役でございます。バラエティに富んだ素晴らしい共演者の方々との稽古も今から楽しみですが、井上ひさしさんの“美しい日本語”を自分が話すと思うとワクワクします。
東京公演だけでなく年末から来年の2月にかけて山形、群馬、中部北陸地方にも伺います。どうぞご期待ください!
石谷一彦役: 西川大貴
こまつ座さん、井上ひさしさんの作品に初めて出演させていただきます。とても光栄ですし、随分前から稽古が始まる日を楽しみにしています!先輩方の足を引っ張らぬよう、かつ、なるべく自然体でいられるよう努めたいと思います。
演出の鵜山さんとは2作品目です。「自分からのノートは勘違いして受け取ってもらうくらいが丁度いい」という言葉がとても印象に残っています。またご一緒出来て嬉しいです。11月より様々な劇場にお邪魔します。皆様の御来場お待ちしております!
崔 明林役: 朴 勝哲
21年ぶりの、再再演。初演から同じ役の崔青年…。不安です…。まあ頭の中身はあんまり変わっていませんので、せめて軽やかに動けるよう精進しようと思います。自分のこと以外、今回の皆さんとこの舞台に立てることは楽しみでしかありません!よろしくお願いします!
市川新太郎役:石橋徹郎
今もこの地球にはミサイルが飛んでいる。誰もが憎んでいるのにも関わらず。でもそれは、考えたくもないが、ある人にとっては生きていくために必要なものなのかもしれない、現時点では。なぜ生きたいのだろう。なくなることのない不安、何をたよりに生きていけばよいのか。そもそも何が生きがいなのか。嬉しいことがあるから生きる。自分を証明するために生きる。嬉しいことってなんだ。どうしたら自分を確認できる。今ここで一緒に生きている仲間に気づくことだろうか。例えば劇場という現実で。
ハルビン・ジェニィ役:霧矢大夢
初めてこまつ座の舞台に出演させて頂きます。演劇に携わる者としては憧れの世界でした。喜びと緊張とワクワクが止まりません。
『連鎖街のひとびと』。台本を読んだ第一印象は、「連鎖街の変なひとびと」「連鎖街の愉快なひとびと」などなど…タイトルはこうなのでは?と思う程、どの人物もちょっと変で一生懸命で、混沌とした時代背景でもどこか能天気で、とても愛おしいと感じました。
私は満州国の女優ハルビン・ジェニイ(日本人)役。私事ですが、この10年で満州の女優役はこれで3回目。「満州の女優」って、数奇な運命だったりどことなくミステリアスなイメージがありませんか。しかし今まで演じた2回共、ちょっと変わった役でした。笑
さてジェニイはどうでしょうか。やっぱり…?
公演概要
こまつ座第148回『連鎖街のひとびと』
作:井上ひさし、演出:鵜山 仁
【東京公演】
公演期間:2023年11月9日 (木) ~2023年12月3日 (日)
会場:紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA(東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤ タイムズスクエア南館7階)
【全国公演】
2023年12月10日(日)13:00 山形県・東ソーアリーナ
2023年12月22日(金)13:00 群馬県・昌賢学園まえばしホール(前橋市民文化会館) 小ホール
2024年1月16日(火)~2月10日(土) 全国演鑑連 中部・北陸ブロック協議会 ※会員制公演
■出演者
高橋和也/千葉哲也/加納幸和/鍛治直人/西川大貴/朴 勝哲/石橋徹郎/霧矢大夢
■東京公演スケジュール
11月09日(木) 18:30
11月10日(金) 18:30
11月11日(土) 13:00 / 18:30
11月12日(日) 13:00
11月14日(火) 13:00
11月15日(水) 13:00
11月16日(木) 13:00★
11月17日(金) 13:00
11月18日(土) 13:00 / 18:30
11月19日(日) 13:00
11月20日(月) 13:00★
11月22日(水) 13:00
11月23日(木・祝) 13:00
11月24日(金) 13:00
11月25日(土) 13:00 / 18:30
11月26日(日) 13:00★
11月27日(月) 13:00
11月29日(水) 13:00
11月30日(木) 13:00
12月01日(金) 13:00
12月02日(土) 13:00 / 18:30
12月03日(日) 13:00
※開場は開演の30分前です。
※上演時間:2時間45分予定(休憩含む)
※夜チケット対象公演は、U-30のお取り扱いはございません。
☆★スペシャルトークショー★☆
11月16日(木)1:00公演後
鵜山 仁(演出家)
11月20日(月)1:00公演後
高橋和也、千葉哲也、加納幸和、鍛治直人
11月26日(木)1:00公演後
霧矢大夢、石橋徹郎、朴 勝哲、西川大貴
※トークショーは、開催日以外のチケットをお持ちの方でもご入場いただけます。
※出演者は都合により変更の可能性がございます。
■チケット料金
指定席:8,800円
夜チケット:7,000円
U-30:6,600円(観劇時30歳以下)
高校生以下:2,000円(こまつ座のみ取扱い)
(全席指定・税込)
<カンフェティ限定>
先着限定!夜チケット:7,000円→5,600円!
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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