フィリックス、2024年完成の新築アパートより「ZEH-M Oriented」の基準を標準化

プレスリリース発表元企業:フィリックス株式会社

配信日時: 2023-01-31 10:00:00

ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)

新築アパートメーカーのフィリックス株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:水野 秀則)では、ZEH-Mの普及に向け、2024年完成の新築アパートより、住棟評価が「ZEH-M Oriented」の基準を標準化いたします。
さらに、住宅版BELS:星5、断熱等性能等級:5級、一次エネルギー消費量等級:等級6(最高)、劣化対策等級:等級3(最高)と、高い水準の仕様を標準化いたします。

政府は、2050年カーボンニュートラル達成に向け、「第6次エネルギー基本計画」(2021年10月閣議決定)において、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」、「2030年において新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標を設定しました。
集合住宅におけるZEH-M普及状況は2020年度集合住宅着工面積において、1.21%と非常に低い水準にあります。フィリックス株式会社では、ZEHアパートを標準仕様とすることで推進してまいります。


【ZEH-Mとは】
ZEH-M(ゼッチ・マンション:Net Zero Energy House Mansion)とは建物の断熱性の向上、高効率な設備システムの導入により室内環境の維持と省エネルギー性を実現した上で、太陽光発電等によりエネルギーを創造し、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラマイゼロとすることを目指した集合住宅のことです。


【フィリックスのZEH-M Orientedアパートの仕様】
フィリックスのZEH-M Orientedアパートの仕様としては、一次エネルギー削減率20%以上、外皮基準UA値:0.40以下、住宅版BELS:星5、断熱等性能等級:5級、一次エネルギー消費量等級:等級6(最高)、劣化対策等級:等級3(最高)となっております。

1. ZEH Oriented
ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)とは、再生可能エネルギー等を除き、共用部を含む当該住棟全体で、基準一次エネルギー消費量から20%以上の一次エネルギー消費量削減することを目指したアパートのことです。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/341853/LL_img_341853_1.png
ZEH-M Oriented(ゼッチ・マンション・オリエンテッド)

出所) 一般社団法人環境共創イニシアチブ「集合住宅におけるZEHの定義と目指すべき水準(住棟単位)」

2. 住宅版BELS:星5
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)とは、2014年に一般社団法人 住宅性能評価・表示協会により開始された、建築物の省エネルギー性能の表示制度のことです。
BELSでは、BEI(住宅用途、非住宅用途1、非住宅用途2)の値によって星の数で5段階評価が行われ、BEI1.0以下(省エネ基準)で星2、BEI0.8以下(誘導基準)で星3というように、性能が良いほど星の数が増えていきます。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/341853/LL_img_341853_2.jpg
BELS(建築物省エネルギー性能表示制度)

出所) BELS評価業務実施指針(一般社団法人 住宅性能評価・表示協会)

3. 断熱等性能等級:等級5
断熱等性能等級とは、品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)に規定された省エネ性能を表す等級のことを示したものであり、国土交通省が制定しています。

4. 一次エネルギー消費量等級:等級6(最高)
一次エネルギー消費量等級とは、2013年(平成25年)に見直された省エネルギー基準において新たに追加された指標で、「一次エネルギー消費量」によってレベル分類されます。

5. 劣化対策等級:等級3(最高)
劣化対策等級とは、住宅性能表示制度による建物の「評価項目」のひとつです。


▼会社概要
社名 :フィリックス株式会社
代表者 :水野 秀則
所在地 :〒450-6315 名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋15F
設立 :2008年10月1日
事業内容:投資用アパートメントの企画、マーケティング・開発・建築事業
DX不動産事業
賃貸管理事業
建築資材・住宅設備機器販売事業
建設業者の経営プラットフォーム「SHAKE」運営事業
設計・建築事業
EC事業
保険代理店事業


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