[写真]電気エネルギーで生きる微生物を初めて特定―理研・中村龍平氏ら(3)

2015年10月1日 19:27

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
微小の電力を使って生きる生物の代謝経路を示す図。細胞内に存在する分岐型電子伝達系を昇圧回路として利用し、それによってわずか0.3Vの電位差を1.14 Vまで高め、二酸化炭素から有機物を作り出す。(理化学研究所の発表資料より)

微小の電力を使って生きる生物の代謝経路を示す図。細胞内に存在する分岐型電子伝達系を昇圧回路として利用し、それによってわずか0.3Vの電位差を1.14 Vまで高め、二酸化炭素から有機物を作り出す。(理化学研究所の発表資料より)

この写真の記事を読む

この記事の他の写真

  • 電気エネルギーを直接利用して生きる微生物として特定された「A.ferrooxidans」の顕微鏡像。電気エネルギーを使って、二酸化炭素を有機物に作り変える。(理化学研究所の発表資料より)
  • 電気化学反応容器へのA.ferrooxidansの細胞添加による電流生成の確認。赤線は細胞あり、青線は細胞無しの結果を示す。細胞添加直後からマイナスの電流が上昇し、紫外線照射(黒線)後徐々に電流が減少したことが分かる。(理化学研究所の発表資料より)
  • 微小の電力を使って生きる生物の代謝経路を示す図。細胞内に存在する分岐型電子伝達系を昇圧回路として利用し、それによってわずか0.3Vの電位差を1.14 Vまで高め、二酸化炭素から有機物を作り出す。(理化学研究所の発表資料より)