[写真]理研、植物のセシウム取り込みを抑制する化合物を発見 被災地での活用に期待

2015年3月8日 19:04

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研究グループが選抜した5種類の化合物のセシウム耐性への寄与を示す写真。0.3mMセシウム培地では5種全てで、セシウムを取り込んだことによって起きる葉の白化現象が緩和されていることが分かる。特にCsTolen Aは、よりセシウム濃度の濃い0.4 mM培地においても葉が白くなる現象を抑え、根の生長阻害も抑制している(理化学研究所の発表資料より)

研究グループが選抜した5種類の化合物のセシウム耐性への寄与を示す写真。0.3mMセシウム培地では5種全てで、セシウムを取り込んだことによって起きる葉の白化現象が緩和されていることが分かる。特にCsTolen Aは、よりセシウム濃度の濃い0.4 mM培地においても葉が白くなる現象を抑え、根の生長阻害も抑制している(理化学研究所の発表資料より)

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  • セシウムとCsTolen Aの結合状態の概念図と、アルカリ金属とCsTolen Aの相対的親和(理化学研究所の発表資料より)
  • 写真から、CsTolen A処理によりセシウムを取り込んだことによって起きる葉の白化現象が起こらなくなったことが分かる。グラフからも、植物におけるセシウムの蓄積量が有意に減ったことが分かる(理化学研究所の発表資料より)