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日経平均6万円突破後の焦点、バフェット流で見る日本株の次の資金流入

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●日経平均が終値で6万円を突破
4月27日に日経平均が終値で初めて6万円を突破したことについて、バフェット氏の来日が契機となっていたと、日本経済新聞が報じている。
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2026年4月中旬、バフェット氏は2023年以来の来日を果たしたが、それが日本株への追加投資への期待と投資家から受け止められたことが、株価の上昇に貢献したという。
報道によると、バフェット氏の来日が海外投資家の日本株への呼び水となり、来日以降、17兆円の買い越しとなっている。
当時、バフェット氏による日本商社株投資により、日本の5大商社株は大幅に上昇したが、その再来が期待される。
●直近のバフェット氏の動き
オマハの賢人と呼ばれるウォーレン・バフェット氏は、2025年12月31日にバークシャー・ハサウェイ社のCEO(最高責任者)を退任し、第一線から退いている。
2026年からグレッグ・アベル氏がCEOに就任したが、バフェット氏も会長としてバークシャー社に留まっている。
新体制になってからのバークシャーは、現金と米国財務省証券の残高が過去最高水準に高まっている。
長年筆頭株主だったApple株も保有比率を段階的に下げる一方、日本株以外にも、ヘルスケアやエネルギー分野へ積極的に投資している。
●バフェット氏来日で期待される日本株は?
一線から退いたとはいえ、なおバフェット氏の影響力の強さを見せつけたのが、今回の日経平均6万円突破とも言える。
イラン情勢に一喜一憂し、情勢緩和が上昇圧力になりやすい状況とはいえ、日本株への期待は高い。
引き続き5大商社株への投資は続けると見られ、保有比率を上限の9.9%へと引き上げる動きが続く。
3月末にバークシャーと資本提携して話題になった東京海上HDに続いて、他の金融系企業が買われる期待もある。
バフェット氏は2023年の来日時に日本株を「驚くほど割安」と発言しているが、実際に高PER高PBRの米国株に比べると、日本株の割安さは目立つ。
バフェット氏が重視する低PBR、高ROE、高配当に該当する日本企業は数多く、今後もバフェット氏の投資は、日本株に大きな恩恵をもたらすだろう。(記事:森泰隆・記事一覧を見る)
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