概況からBRICsを知ろう 中国本土市場は3日ぶり反落、中東情勢の不透明感が残る

2026年4月10日 09:52

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記事提供元:フィスコ

*09:52JST 概況からBRICsを知ろう 中国本土市場は3日ぶり反落、中東情勢の不透明感が残る
【ブラジル】ボベスパ指数 195129.25 +1.52%
9日のブラジル株式市場は8日続伸。主要株価指数のボベスパ指数は前日比2928.09ポイント高(+1.52%)の195129.25で引けた。日中の取引レンジは192206.22-195513.91となった。

小幅高で寄り付いた後は上げ幅を拡大させ、引けまで高値圏でもみ合った。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、自動車販売台数の増加など経済指標の改善も好感された。ほかに、米国とイランの2週間停戦で合意したことが引き続き支援材料。半面、中東情勢の不透明感が残っていることが指数の足かせとなった。イスラエルは8日、レバノンに対して激しい攻撃を行った。

【ロシア】MOEXロシア指数 2733.40 -1.15%
9日のロシア株式市場は続落。主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比31.66ポイント安(-1.15%)の2733.40となった。日中の取引レンジは2732.50-2770.31となった。

小幅安で寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。中東情勢の不透明感が売りを加速させた。イスラエルは8日、レバノンに対して激しい攻撃を行った。また、財政赤字の拡大などもマイナス材料。半面、原油価格の上昇が指数をサポートした。

【インド】SENSEX指数 76631.65 -1.20%
9日のインド株式市場は6日ぶりに反落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比931.25ポイント安(-1.20%)の76631.65、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは222.25ポイント安(-0.93%)の23775.10で取引終了した。

終始マイナス圏で推移し、終盤は下げ幅を再び拡大させた。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、中東情勢の不透明感が売り圧力を強めた。イスラエルは8日、レバノンに対して大規模な攻撃を行った。

国内では、インド準備銀行(中央銀行)が利下げを見送ったことが圧迫材料。準備銀は8日、政策金利を5.25%に据え置くと発表した。イラン戦争の悪影響で国内のインフレ率の加速リスクが潜んでいることが金利の据え置きの理由として挙げられている。

【中国】上海総合指数 3966.17 -0.72%
9日の中国本土市場は3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数が前日比28.83ポイント安(-0.72%)の3966.17ポイントで引けた。

前日に急伸した反動から利益確定売りが優勢となったほか、米国とイランの停戦合意後も中東情勢の不透明感が残り、投資家心理の重荷となった。保険や証券など金融株の下げが指数を押し下げ、相場は終日軟調に推移した。一方で市場全体は大きく崩れる展開には至らず、地政学リスクへの警戒と冷静な見方が交錯する中での下落となった。《AK》

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