米国株見通し:弱含みか、中東の混迷に懸念再燃

2026年4月9日 13:54

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記事提供元:フィスコ

*13:54JST 米国株見通し:弱含みか、中東の混迷に懸念再燃
(13時30分現在)

S&P500先物      6,809.00(-14.75)
ナスダック100先物  25,012.75(-61.50)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は78ドル安。原油相場は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


前営業日のNY市場は急伸。寄付きからの大幅高を維持し、ダウは1325ドル高の47909ドルと急反発、S&Pとナスダックも大きく上値を切り上げ6日続伸で引けた。米国とイランは2週間の停戦で合意し、中東紛争の懸念はいったん後退。原油相場は値を切り下げ、インフレ圧力は一服。それを受け、前日まで売り込まれていた銘柄を中心に買い戻され、相場をけん引。ただ、インフレ関連指標など主要経済データの発表を控え一段の上昇は抑制された。


本日は弱含みか。中東紛争長期化の懸念は和らいだが、イスラエルはイランへの攻撃姿勢を崩しておらず、米国とイランも期間限定で不透明感は完全に払拭されたわけではない。一方、今晩発表のコアPCE価格指数はほぼ横ばいの見通しだが、明日の消費者物価指数(CPI)は加速が予想される。前日公表された連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は利下げと利上げが議論され、原油高が高止まりなら今後の引き締めが意識されやすい。スタグフレーションの見方も根強く、買いは入りづらいだろう。《TY》

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