シナネンホールディングス、26年3月期経常・最終益を上方修正、コスト管理と株式売却益が寄与

2026年4月1日 08:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

(業績修正速報)  シナネンホールディングス<8132>(東証プライム)は、3月31日に26年3月期連結業績予想の修正を発表した。売上高を下方修正したが、営業利益を据え置き、経常利益と当期純利益を上方修正した。当期純利益についてはシナネンエコワークの株式売却に伴う特別利益計上が寄与した。配当予想については据え置いた。27年3月期も積極的な事業展開で収益拡大基調だろう。株価は最高値を更新してモミ合いから上放れの形となった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。なお5月14日に26年3月期決算発表を予定している。

■26年3月期経常・最終益を上方修正

 修正後の26年3月期通期連結業績予想は、売上高が前期比3.8%減の3050億円、営業利益が9.7%増の44億円、経常利益が11.5%増の50億円、親会社株主帰属当期純利益が30.0%増の41億円とした、配当予想は据え置いて前期と同額の90円(期末一括)としている。予想配当性向は23.9%となる。

 前回予想(25年5月14日付の期初公表値、売上高3673億円、営業利益44億円、経常利益49億円、親会社株主帰属当期純利益30億円)に対して、売上高を623億円下方修正、営業利益を据え置き、経常利益を1億円上方修正、親会社株主帰属当期純利益を11億円上方修正した。

 売上高については、原油価格が直近では中東情勢等の影響により上昇しているものの、通期ベースでは軟調に推移したため販売単価が想定よりも下振れた。またガスおよび電力販売において販売数量が伸び悩んだことも影響した。ただし、売上高の減少をコストコントロールの徹底によってカバーしたため営業利益を据え置き、経常利益は微増となった。親会社株主帰属当期純利益については、早期退職に伴う特別損失を計上したものの、シナネンエコワークの株式売却に伴う特別利益計上が寄与する。

■株価は上値試す

 株価は最高値を更新してモミ合いから上放れの形となった。利益確定売りをこなしながら上値を試す展開を期待したい。3月31日の終値は7770円、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS376円86銭で算出)は約21倍、前期推定配当利回り(会社予想の90円で算出)は約1.2%、前々期実績連結PBR(前々期実績の連結BPS5075円05銭で算出)は約1.5倍、そして時価総額は約858億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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