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任天堂「ぽこ あ ポケモン」予想外の大ヒット! 株価はトレンド転換となるか?

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■任天堂にアイランドリバーサル(離れ小島)出現
2025年の高値14,000円台から2026年2月には8,300円台まで急落していた任天堂の株価に、テクニカル的に相場の転換を示唆するサインとして知られる、アイランドリバーサルが出現した。
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今回任天堂の株価チャートに出現したアイランドリバーサルは、通常とは逆パターンの下降トレンドの中で発生したアイランドボトムと呼ばれるものだ。下落トレンドの中で窓を開け安値を付け、少し離れ小島のように揉み合った後に再び窓を開けて急上昇する形で、トレンド転換を示唆する強いテクニカルサインとなる。
任天堂株価上昇の要因は、2026年3月5日に発売された「ぽこ あ ポケモン」だ。投資家としては全くのノーマークであったものの、蓋を開けてみれば発売後わずか4日間で国内100万本、海外総累計220万本販売というミリオンヒットとなった。
■任天堂から売り要因が消えたのか?
2025年最高値からの任天堂の売り要因としては、AIブームによる半導体メモリ部材価格高騰による利益率低下懸念や、トランプ関税による海外市場リスク、Swich 2のキラーコンテンツ不足懸念などであったが、思わぬ伏兵の登場により収益構造に対する懸念が薄らいだというところか。
投資家目線からは、ソフトウエア関連銘柄からAI相場への移行で売られた任天堂が、AI相場終焉で再び買い戻されたということかもしれない。
■任天堂PO(公募増資・売出)の受け渡し日は3月16日
2月17日に発表された任天堂のPO(公募増資・売出)の価格は1株8,347円、受け渡し日が3月16日であることから、直近の株価が10,000円弱であるというのは強い動きと考えてよいだろう。
今回のPOは三菱UFJ銀行、京都銀行などが保有する政策保有株およそ3,000億円と言われており、需給悪化懸念から一定の売り要因とも考えられていたが、「ぽこ あ ポケモン」の予想外の大ヒットが打ち消した格好だ。
■週足に見られる8,300円台の強力なサポートライン
2月には8,300円まで売り込まれた任天堂だが、この水準には週足の200移動平均線が控えており、強力なサポートラインとして6週連続で機能した。今週の200週移動平均線は8,336円と公募価格とほぼ同水準。
今後、仮に任天堂が売り込まれるようなことがあったとしても、この水準は強烈に意識されるところであり、そう簡単に下抜けるとは考えにくい。逆に言うと、この水準を下抜けていくと新たな下落トレンドの始まりとなる。
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