会社四季報のパラパラ読みもいいものだ

2026年3月13日 13:35

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 会社四季報ワイド版をパラパラ読みした。1322頁/1323頁で目が留まった。業績欄の見出しは【独自増額】【順調】【絶好調】【続伸】。順番に日本電子材料(6855、東証スタンダード)/堀場製作所(6856、東証プライム)/アドバンテスト(6857、東証プライム)/小野測器(6858、東証スタンダード)。

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 改めるまでもないだろうが四季報特色欄を真似ると、日本電子材料は「ブラウン管カソードなどから巣立った、半導体検査用プローブカード大手。海外生産比率向上に注力中」。堀場製作所は「半導体装置向けを主に分析機器大手。エンジン計測機器でも高シェア」。アドバンテストは「非メモリー用中心に、半導体検査装置で世界大手の一角。DRM用では首位」。小野測器は「デジタル計測機器大手。回転計、音響・振動で首位。自動車業界向けが主」。

 だが個別に踏み込んでみると、例えば分析機器大手の堀場製作所は、医療現場でもこんな商品を提供している。「その場ですぐに測定できる小型血球計数装置」「検査室の運用に合わせた多検体処理装置」をクリニック・病院・検査センターに向けて販売している。

 また業態の特性は当然として、株式市場での特出ぶりも凄まじい。

 代表格は、アドバンテスト。本稿は米・イスラエルとイランの間に勃発した戦争で相場が連日の値下げが続いた後の、3月10日の前場が終了した直後に記している。

 SOX(フィラデルフィア半導体指数)が上昇し、米国ダウも値上がりという翌日の日経ダウは「アドバンテストが先導し上昇」というのが、昨今の通り相場。10日の相場がまさにそうだった。対イランとの「終結近し」(トランプ大統領発言)を受けた反発相場(前場1670円高)は、SOX高もありアドバンテストが牽引した(1430円高)。

 あえて見開き2頁に並んだ4社の株式投資対応私案を記してみたいと思い立った。私は投資顧問資格をもたない。あくまでも「私案」である。4銘柄の共通項は昨年来安値を昨年4月7日「トランプ関税暴落」に日に着けている。そして高値は、今年2~3月。

 *日本電子材料: 時価6800円台半ば。過去9年余の修正済み株価パフォーマンス11倍強。押し目待ち中長期投資の対象か・・・

 *堀場製作所: 1万9000円台前半。IFIS目標平均株価1万9625円。待つのが献策か・・・

 *アドバンテスト: 2万4000円台。過去9年余の修正済み株価パフォーマンス10倍強。時の注目株であることは否定できない。がIFIS目標平均株価2万6362円。難しい・・・

 *小野測器: 800円台半ば。2月高値940円を抜けるかどうかがポイントか・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る

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