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コメ包装・包装機械首位 のむら産業が連続増益を走る
のむら産業(7131、東証スタンダード)。米穀精米袋を中心に、食品包装資材などの企画・開発・販売の包装資材事業や、米穀用自動計量包装機中心の、計量包装機械の企画・開発・販売事業を展開。スーパーなどで目にする「5kg/10kg」規格米袋、それを作る機械の企画製販と理解すればよい。
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5期以上にわたり営業増益企業。株式投資の対象とし検討するために、5期超の増益企業は俎上に載せる価値がある。
のむら産業の収益動向は、2020年10月期こそコロナ禍による経済活動の低速化で「2.9%減収、11.9%営業減益」と足踏みとなったが、以降は前25年10月期まで「3.5%増収、19.7%増益」-「7.7%増収、18.7%増益」-「9.4%増収、19.3%増益」-「10.7%増収、12.8%増益」-「7.5%増収、49.1%増益」。この間、8円配だったものが連続増配で89円配。
今期は「3.5%増収(73億6000万円)、7.5%増益(8億1000万円)、7円増配96円配」計画。今期予想は従業員(嘱託・パート含む、85名余)1人当たりの営業利益にして、953万円水準。平均年収560万円余。
1959年に創業者:野村明三氏により、包装資材の販社としてスタート。住友化学及び住友化学関連製袋メーカー8社と提携、65年、のむら産業設立。スーパー向けの包装資材/米穀精米袋の販売を開始。66年、米穀精米袋の規格化を実現。裾野を拡げていった。
のむら産業では事業展開を具体的に、こう説明する。「規格統一は、生産・流通・販売の合理化・省力化に繋がった。自社でデザインを企画し、協力工場に委託製造。また関連会社やメーカー・商社から仕入れた包装資材を全農系卸や米穀卸業者に商っている」。
「米穀業界のパッケージ機械でトップシェア。精米工場の生産から出荷の合理化に向け、自動計量包装機など米穀用機械を企画・開発。関連機械商品とともに、全農系卸や米穀系卸業者、精米工場・米穀小売・外食企業などに商っている」。
周知の通り前10月期は「米高騰」問題が社会問題化した。のむら産業では前期決算を、こう説明している。
「コメ価格の高止まりで消費者の買い控えが懸念された。対してニーズの変化に合わせた需要への対応、原材料価格への価格転嫁、加えて政府の備蓄米放出への資材需要対応で資材関連の売上高は順調に推移。機械関連は更新需要や鮮度保持への販促強化、コロナ禍で滞っていた海外向け商談の再開で安定した売り上げを維持」。
覗いて見た限りでは死角らしい死角も・・・が実感。
本稿作成中の株価は3120円。過去9年余の修正済み株価パフォーマンス2.76倍。さて・・・(記事:千葉明・記事一覧を見る)
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