マセラティ、SUV「グレカーレ」にエントリーグレード「エッセンツァ」追加

2025年8月9日 19:24

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グレカーレ エッセンツァ(写真:マセラティ発表資料より)

グレカーレ エッセンツァ(写真:マセラティ発表資料より)[写真拡大]

 マセラティ・ジャパンは7日、SUVモデル「グレカーレ」にエントリーグレード「エッセンツァ」を追加すると発表した。受注開始予定は2025年9月となる。

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 グレカーレは、2022年にマセラティから発売されたミドルサイズSUV。余裕のある室内空間には、上質なレザーのシートが備えられており、快適なドライブを楽しめる。彫刻のような美しいシルエットもポイントで、高級SUVの新しいあり方を提案している。

 今回追加されたエッセンツァは、イタリア語で「本質・真髄」を表す。グレカーレの本質的な魅力を凝縮したうえで、従来モデルより低価格での提供となる。車両本体価格は990万円で、ベースグレードの1,065万円や「モデナ」の1,178万円、「トロフェオ」の1,711万円を下回る。

 エッセンツァには2L直列4気筒のターボエンジンが採用され、最高出力は300PS、最大トルクは450Nmを発揮する。8段ATのトランスミッションが、スピード感のある走りをサポートする。

 エッセンツァでもフルプレミアムレザーの座席やシートヒーターは残されており、快適な室内空間は健在だ。アンビエントライトもエントリーグレードに装備されるため、夜間のドライブでは独特な雰囲気を演出できる。さらにブラック&グレーのインテリアカラーが、落ち着いた室内空間に貢献する。快適性や遊び心などの観点から、高級志向のドライバーが楽しめるモデルだ。

 グレカーレ エッセンツァの標準ボディカラーは白系の「ビアンコ」だ。またオプション価格(21万円)でグレー系の「グリージョ ラバ」、シルバー系の「ビアンコ アストロ」、黒系の「ネロテンペスタ」の3色を選べる。いずれも高級SUVの魅力を引き立て、大人が親しみやすいカラーリングとなるだろう。ハンドル位置は右側が基本だが、左ハンドルの受注生産も扱っている。

 グレカーレはエントリーグレードでも、イタリアン・ラグジュアリーの貫禄を楽しめる一台だ。通勤から旅行まで、大人の華やかなライフスタイルに寄り添い続ける。

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