TAC、コスト効率化と事業好調で大幅増益・黒字転換を達成、26年3月期横ばい予想も増配で株主還元強化へ

2025年5月16日 07:50

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■QuickSolution導入で文書管理体制を強化

 ふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東証プライム)は5月15日、文書検索の利便性向上を目的として、住友電工情報システムのエンタープライズサーチ「QuickSolution(クイックソリューション)」を導入したと発表。福岡銀行、熊本銀行など複数の金融機関を傘下に持つ同社では、OSのバージョンアップを契機に既存の文書管理システムを廃止。電子承認システム「楽々WorkflowII」やファイルサーバと連携し、文書をアクセス権限に基づいて統合検索できる環境を整備した。これにより、検索性の課題や文書活用の非効率といった従来の問題に対応した。

 導入されたQuickSolutionは、純国産の企業向け検索システムで、数百TBまで対応可能な大規模検索機能を備える。ZIPファイルや画像PDF、写真データもOCR技術により全文検索が可能であり、重要情報の漏れを防ぎつつ迅速な情報取得を実現する。さらに、意味解析や検索結果の視覚化機能を活用し、グループ横断での文書利用を促進。検索性だけでなく、知識共有・業務効率化にも大きく寄与する環境を整えた。

 同社は今後、SharePoint OnlineやBoxといったクラウドサービスにも対応範囲を拡張する方針であり、文書管理のさらなる効率化と業務改革を目指す。また、生成AIとの連携機能(RAGオプション)を通じ、社内情報に対して対話形式での検索も可能とし、ナレッジ活用の新たな段階へと進んでいる。DXを経営戦略の柱とする同社にとって、今回の導入はその基盤を支える重要な一歩となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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