ラバブルマーケティンググループは25年10月期1Q減益も通期増収増益予想据え置き、SNSマーケティング事業が好調

2025年3月17日 10:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ラバブルマーケティンググループ<9254>(東証グロース)は、3月14日に25年10月期第1四半期連結業績を発表した。積極的なM&Aに伴う原価・販管費の増加で減益だったが、売上面は大幅増収で過去最高だった。そして通期の増収増益予想を据え置いた。主力のSNSマーケティング事業の好調が牽引する見込みだ。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。株価は反発力が鈍く安値圏で軟調だが調整一巡して出直りを期待したい。

■25年10月期1Q減益だが通期増収増益予想据え置き

 25年10月期第1四半期(24年11月~25年1月)の連結業績は、売上高が前年同期比22.7%増の6億19百万円、営業利益が0百万円の損失(前年同期は49百万円)、経常利益が78.9%減の10百万円、親会社株主帰属四半期純利益が60.7%減の8百万円だった。なお調整後EBITDA(=営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)は77.9%減の12百万円だった。

 積極的なM&Aに伴う原価・販管費の増加で減益だったが、売上面は大幅増収で過去最高だった。なお主要KPIとして、SNS運用支援の新規受注件数は96件で前年同期比34件減少したが、ロイヤルクライアント(年間取引高10百万円以上)件数は増減なしの41社、売上単価は22.5%増の3018.4千円となった。SNS運用支援ツール契約件数は24年10月期末比24件増の618件(comnico Marketing Suiteが24件増の440件、ATELUが5件減の152件、その他が5件増の26件)となった。comnico Marketing Suiteの第1四半期のARR(年間経常収益)は前年同期比10.4%増の308百万円、解約率は0.95%、契約社数が前年同期比35社増の412社(うち4アカウント以上が22社増の111社)となった。

 通期連結業績予想は据え置いて、売上高が24年10月期比24.9%増の27億円、営業利益が9.3%増の1億50百万円、経常利益が1.4%増の1億50百万円、親会社株主帰属当期純利益が10.2%増の80百万円としている。調整後EBITDA(=営業利益+減価償却費+のれん償却費+株式報酬費用)は13.6%増の2億円としている。

 主力のSNSマーケティング事業が好調に推移し、24年11月に子会社化したユニオンネットの新規連結などM&A効果も寄与して増収増益予想としている。積極的な事業展開で収益拡大基調を期待したい。

■株価は調整一巡

 株価は反発力が鈍く安値圏で軟調だが調整一巡して出直りを期待したい。3月14日の終値は1390円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円30銭で算出)は約25倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS213円45銭で算出)は約6.5倍、そして時価総額は約20億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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