井関農機 2Qは減収なるも海外売上高は増収を果たす

2024年8月15日 12:34

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記事提供元:フィスコ

*12:34JST 井関農機---2Qは減収なるも海外売上高は増収を果たす
井関農機<6310>は9日、2024年12月期第2四半期(24年1月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.4%減の911.34億円、営業利益が同19.4%減の22.10億円、経常利益が同17.8%減の24.69億円、親会社株主に帰属する四半期純損失が6.44億円(前年同期は19.39億円の利益)となった。

国内売上高は前年同期比5.9%減の548.64億円となった。主に農機製品及び施設工事で減少となったが、補修用部品や修理整備等のメンテナンス収入は堅調に推移した。

海外売上高は同6.3%増の362.70億円となった。北米はコンパクトトラクタ市場の調整局面が継続、アジアはアセアン・韓国で需要軟調となった。一方、欧州は仕入商品の売上増加と景観整備向け需要を確実に捉え続伸し、海外売上高全体では増加した。

2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比同等の1,700.00億円、営業利益が同11.3%減の20.00億円、経常利益が同52.2%減の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純損失は31.00億円とする7月18日公表の修正計画を据え置いている。《SI》

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