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トルコリラ円今週の予想(1月9日)サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:10JST トルコリラ円今週の予想(1月9日)サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『上値の重い展開が続きそうだ』と述べています。
続けて、『トルコ中央銀行は12月21日の会合で、政策金利を2.5%引き上げて42.5%とした。7カ月連続の利上げで政策金利は20年ぶりの高水準になった。利上げ幅は前回から半分に縮小し、トルコ中銀は積極的な引き締めを「可能な限り早期に」終了するとの見通しを示した』と伝えています。
次に、『3日に発表された2023年12月消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率は64.77%と、11月の61.98%から拡大した。最低賃金の大幅引き上げなどが要因で、今後も数カ月にわたって大きな上昇が続くと予想されている。前月比上昇率は2.93%と、11月の3.28%から鈍化した。急激な金融引き締めを受け、ここ数カ月は鈍化傾向にある。市場予想は12月に前年同月比が65.1%、前月比が3.1%だった』と解説しています。
しかし、『トルコ中銀は、インフレ率に関して2024年5月に70-75%まで上昇するが、引き締めの効果で2024年末には36%程度に低下すると12月の会合で説明している。そのため、12月CPIは12月会合の見通しからすれば、想定内ということになろう。エルカン中銀総裁は就任後、大幅な利上げを実施し続けたが、1月の会合をもって、引き上げを終了する公算が大きい。市場は、1月25日の会合で2.5%の利上げを実施して利上げは終了、24年後半からは利下げに向かうと推測している』と考察しています。
トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.55円~5.00円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の1月10日付「トルコリラ円今週の予想(1月9日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
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