トルコリラ円今週の予想(12月11日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2023年12月14日 09:25

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記事提供元:フィスコ

*09:25JST トルコリラ円今週の予想(12月11日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『戻り売りが続き、最安値更新も視野に入るだろう』と述べています。

続けて、『先週のトルコリラ円は、日銀ショックによる急激な円高に加え、トルコのインフが加速したことでリラは売られ、7日には一時4.81円と上場来の最安値を更新した』と伝えています。

次に、『トルコの11月消費者物価指数(CPI)は前年比+61.98%と前回+61.36%からは伸び率が加速した。11月消費者物価コア指数も前年比+69.89%と前回+69.76%からは伸び加速が加速した。また、11月生産者物価指数(PPI)は前年比+42.25%と前回+39.39%から伸びが加速した』と伝え、『トルコの政策金利は40.0%だが、実質金利のマイナス幅が拡大し、売り圧力が強まった。11月製造業PMIが47.2まで急低下したこともあり、トルコ経済の先行きには不透明感が強い』と述べています。

また、『エルカン氏がトルコ中銀総裁に就任してからは、積極的に利上げを続けてきたが、金利上昇のピークは近いと発言していることから、インフレ抑制への疑問が高まっている。このため、リラには戻り売りが続くだろう』と言及しています。

今週は11日にトルコ10月鉱工業生産や、10月失業率、10月経常収支、13日に10月小売売上高が発表されます。

陳さんは、『市場予想を下回る結果であれば、トルコ経済の先行き不安が強まり、トルコリラ円は最安値を更新するかもしれない』と考察しています。

トルコリラ円の今週のレンジについては、『4.70円~5.20円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月12日付「トルコリラ円今週の予想(12月11日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》

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