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プラチナは上値が重い展開が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*09:55JST プラチナは上値が重い展開が続きそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NYプラチナについてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、『プラチナは上値が重い展開が続きそう』と述べています。
続けて、『米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ見通しが高まる中、週明け4日にNY金が2135.4ドルと上場来の最高値を更新する中、同じ貴金属であるプラチナは950ドルの上値抵抗線に上昇を阻まれた。「金が急上昇し過ぎて買えないから出遅れているプラチナを買う」という展開にはならなかったようだ』と伝えています
また、『ワールド・プラチナ・インベストメント・カウンシル(WPIC)によると、プラチナの今年の不足は過去最大の33トンになると予想されているが、米金利低下とドル安という追い風を受けても1000ドルの大台は突破できず、むしろ上値の重さが印象つけられた』と解説しています。
さらに、『金の投資需要は24%だが、プラチナの投資需要はわずか7%弱に過ぎない。しかも金には中銀の需要が20%以上もある。このため、金は金融情勢に敏感に反応して投資資金が流入するが、プラチナは産業用貴金属であるため投資資金でボラティリティが高まりにくい構造になっていると言えよう』と言及しています。
また、『最大の消費国である中国の景気が停滞していることもプラチナ相場の見通しを暗くしている。WPICによれば、プラチナの供給不足は2024年も続き、不足幅は11トンと23年の33トンに比べ縮小する見込み。最大の消費国である中国の景気回復がもたついていることから、プラチナ相場は上値の重い展開が続くだろう』と考察しています。
こうしたことから、陳さんは、『NYプラチナの予想レンジは、880~950ドル。OSE白金は、為替の円安が一服したことで上値が重いだろう。予想レンジは、4000~4400円』と想定しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月7日付「プラチナは上値が重い展開が続きそう」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
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