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トルコリラ円今週の予想(11月13日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
*17:17JST トルコリラ円今週の予想(11月13日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。
陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『上値の重い展開が続きそうだ』と述べています。
続けて、『トルコ経済には依然として不透明感が強い。先週発表されたトルコ10月製造業PMIは48.4と前回の49.6から悪化し、好不況の分かれ目となる50を4カ月連続で下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)が「タカ派」姿勢を見せたことで、外資流出も懸念された』と伝えています。
さらに、『イスラム武装勢力ハマスとイスラエルの戦争を巡って欧米諸国との関係悪化が懸念されている。エルドアン大統領は「米国によるイスラエルへの無制限支援」を批判した』と言及しています。
陳さんは、『トルコのインフレ抑制は遅々として進んでいない。トルコの10月消費者物価指数(CPI)は前年比+61.36%(予想+62.50%)および、コアCPIは前年比+69.70%(予想+70.90%)はいずれも市場予想を下回った。政策金利は35%だが、名目金利からインフレ率を差し引いた実質金利は-26%となって、依然として厳しい状況が続いている』と述べています。
また、『トルコ中銀のエルカン総裁は、23年のインフレ見通しを前回の58%から65%へ上方修正、来年のインフレ見通しを前回の33%から36%へ上方修正した。ただ、「ディスインフレを確実にするため、断固とした態度で、利用可能なあらゆる手段を活用し続ける」と「タカ派」姿勢を鮮明にしている』伝えています。
こうしたことから、陳さんは、トルコリラ円の今週のレンジについては、『5.10円~5.50円』と予想しています。
参考にしてみてくださいね。
上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月14日付「トルコリラ円今週の予想(11月13日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》
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