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26日の中国本土市場概況:上海総合0.5%高で3日続伸、発電株に買い
*17:05JST 26日の中国本土市場概況:上海総合0.5%高で3日続伸、発電株に買い
26日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比14.19ポイント(0.48%)高の2988.30ポイントと3日続伸した。
中国の金融支援スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は先週20日にリバース・レポを通じ巨額の資金供給(7330億人民元、約15兆2830億円)を実施して以来、連日で市中に資金を供給している。米長期金利の上昇などを嫌気し売られる場面がみられたものの、終盤に入り再び買いが優勢となった。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、発電の上げが目立つ。華電国際電力(600027/SH)が4.9%高、華能国際電力(600011/SH)が4.4%高、国投電力(600886/SH)が3.1%高、国電電力発展(600795/SH)が2.8%高で取引を終えた。
銀行株も高い。中国建設銀行(601939/SH)が1.9%、中国工商銀行(601398/SH)と中国農業銀行(601288/SH)がそろって1.7%、中国銀行(601988/SH)が1.6%ずつ上昇した。医薬品株、自動車株、エネルギー株、軍事関連株なども買われている。
半面、不動産株はさえない。華遠地産(600743/SH)が2.4%安、金地集団(600383/SH)と格力地産(600185/SH)がそろって1.5%安、保利地産(600048/SH)が1.3%安で引けた。インフラ建設関連株、素材株、半導体も売られている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.26ポイント(0.11%)安の224.12ポイント、深センB株指数が1.74ポイント(0.17%)安の1041.26ポイントで終了した。
亜州リサーチ(株)《CS》
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