レクサス、新型ミニバン「LM」発表 12月下旬発売 価格は2000万円

2023年10月21日 09:07

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LM500h(画像: トヨタ自動車の発表資料より)

LM500h(画像: トヨタ自動車の発表資料より)[写真拡大]

  • LM500h(カラー:ソニックチタニウム)
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  • LM500h(カラー:ソニックチタニウム)
  • LM500h(カラー:ソニックアゲート)
  • LM500h(カラー:グラファイトブラックガラスフレーク)
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 レクサスは19日、新型ミニバン「LM」を発表し、注文の受付を開始した。発売は12月下旬ごろの予定。国内ではブランド初のミニバンとして、世間の注目を集めそうだ。

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 LMは2020年の初代発売以来、主に中国やアジア地域で展開されている。今回はデザインの刷新とともに、国内での発売も決まった。LMは「LuxuryMover」の頭文字で、豪華なデザインと上質な乗り心地が強みだ。2.4L直列4気筒ターボに、ハイブリッドシステムを合わせており、力強く上品な走りを期待できる。

 LMの特徴は、気楽に運転を楽しめるしくみだ。乗り心地と静粛性の両立により、快適な室内環境を望める。たとえば新GA-Kプラットフォームにより、ボディねじり剛性は従来モデルの約1.5倍になった。体幹強化で、スムーズなコントロールを望める。

 ほかにもシート構造は、乗員の体の動きをもとに適正化。頭部の揺れを減らすとともに、視線の安定化に貢献している。

 静粛性は源音の低減、遮音、吸音の3段階で実現。快適な乗り心地に加え、運転中のノイズも少ないため、上質な環境を提供する。

 オリジナリティのあるデザインも見逃せない。エクステリアはレクサスならではの存在感に加え、高級ブランドらしい品格にあふれている。フロントには「スピンドルボディ」を採用しており、レクサス車の進化をうかがえる。

 インテリアは快適性と利便性について、細部まで突き詰めた結果、室内空間を広く取り、開放的に仕上げている。コックピットも運転に集中しやすいように、適正化を図った。シート装備や操作系などは、快適性を与える形で備えている。

 Lexus Safety System +をはじめとした予防安全機能も、最新型を完備している。希望小売価格は2,000万円。レクサス初のミニバンが、国内でどのような活躍を見せるのか。

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