JR赤羽駅構内の商業施設「エキュート赤羽」、みなみゾーン増床で11店出店へ

2023年9月30日 07:46

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エキュート赤羽みなみゾーンの開業イメージ(ジェイアール東日本都市開発発表資料より)

エキュート赤羽みなみゾーンの開業イメージ(ジェイアール東日本都市開発発表資料より)[写真拡大]

  • 今回のリニューアルエリア(ジェイアール東日本都市開発発表資料より)

 ジェイアール東日本都市開発が東京都北区のJR赤羽駅構内で運営している商業施設「エキュート赤羽」(東京都北区赤羽)が、構内のリニューアルに伴って新たにみなみゾーンを増床する。既に第1期の先行開業で3店が登場したほか、2024年夏に第2期、2025年春に第3期開業し、計11店がオープンする。

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 エキュート赤羽は2011年3月、ジェイアール東日本都市開発が赤羽駅構内に開設した改札内商業施設。約1,700平方メートルの売り場にスイーツやデリ系の店舗を中心に物販、飲食など48店が出店しているが、乗り換え時間をより快適に過ごせるよう南口の駅構内に売り場面積約1,300平方メートルのみなみゾーンを設ける。

 第1期の先行開業では、調剤の「ウエルシア薬局」が6月、コンビニエンスストアの「ニューデイズ」が8月、グロサリーの「ジュピター」が9月にオープンした。2、3期開業では日々の食を支えるグロサリー店、乗り換えついでに食事ができる飲食店、すきま時間にひと休みできるカフェを中心に誘致する。

 ウエルシア薬局では処方薬の受け取りが可能なロッカーを設置し、営業時間外でも受け取りできるようにするほか、2期開業時にはセルフレジとショーケースが連動して決済するセルフレジストア「エキピック」が登場。始発から終電までパンや弁当、惣菜などこだわりの冷凍食品を無人販売する。

 赤羽駅は京浜東北線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、赤羽線などが乗り入れる拠点駅で、通勤、通学客を中心に2022年は1日平均で約8万7,000人が乗車している。東口と西口にバスターミナルがあり、埼玉県や板橋区の高島平などを結ぶ路線バスが運行、東京都北部の交通結節点になっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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