NY金は1900~2000ドルのレンジで推移 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2023年9月14日 17:22

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記事提供元:フィスコ

*17:22JST NY金は1900~2000ドルのレンジで推移 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金は1900~2000ドルのレンジで推移』と述べています。

続いて、『先週までの米連邦準備制度理事会(FRB)高官らのコメントは全体として、9月19日~20日に開催される次回米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利の据え置きを示唆しているが、インフレとの戦いが終わったと宣言するには時期尚早と見ているようだ』と伝えています。

また、『週明け11日のCMEのFEDWATCHによると、FRBが次回FOMCで金利を据え置くとの見方は93%と前日の92%から上昇した。また、11月または12月の会合で利上げする確率は40%を超えている』と解説しています。

次に、『今週、FRB当局者はブラックアウト期間に入った。今週は13日に8月消費者物価指数(CPI)、14日に8月生産者物価指数(PPI)、8月小売売上高、15日に9月ニューヨーク連銀製造業景況指数、9月ミシガン大消費者信頼感指数などの重要経済指標が発表される』と伝え、『米経済指標が市場予想を上回る場合には、年内の追加利上げ観測の高まりや来年の利下げ時期後ろ倒し観測の高まりからドル買いが加速し、金相場は下落しよう。逆に、結果が低下していれば、金利とドルが軟化し、金相場を押し上げよう』と言及しています。

陳さんは、『11月のFOMCまではまだ日数があり、利上げ見通しが完全に後退するわけでもないため、金の上値は限定的だろう。一方、利上げ見通しが高まっても、利上げサイクル終了は近いとの見方から、金の下値はサポートされよう』と考察しています。

こうしたことから、NY金について、『予想レンジは依然として、1900~2000ドル』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月13日付「NY金は1900~2000ドルのレンジで推移」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《CS》

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