16日のNY市場は反落

2023年6月17日 09:42

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;34299.12;-108.94Nasdaq;;13689.57;-93.25CME225;33675;+25(大証比)

[NY市場データ]

16日のNY市場は反落。ダウ平均は108.94ドル安の34,299.12ドル、ナスダックは93.25ポイント安の13,689.57で取引を終了した。利上げサイクル終了を期待した買いが続き、寄り付き後は上昇。しかし、連邦準備制度理事会(FRB)の数人の高官がインフレが高過ぎるとし、追加利上げの必要性を繰り返したため、長期金利の上昇を警戒した売りが再燃し下落に転じた。また、本日は株価指数先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の3つのデリバティブ取引の決済期日が重なるトリプルウィッチングであったため、テクニカルな要因が終日全体を翻弄した。加えて、連休を控えた手仕舞い売りが終盤にかけて加速し、下げ幅を拡大して終了した。セクター別では自動車・自動車部品が上昇した一方で、ソフトウエア・サービスやメディア・娯楽が下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比25円高の33675円。ADR市場では、対東証比較(1ドル141.82円換算)でトヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、丸紅<8002>などが上昇した一方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、任天堂<7974>などは下落するなど、全体はやや売り優勢だった。《YN》

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