BMW、“究極のMモデル”「M3 CS」発表 国内は30台限定

2023年5月19日 08:25

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BMW M3 CS(画像: ビー・エム・ダブリューの発表資料より)

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 ビー・エム・ダブリューは17日、世界1500台限定の“究極のMモデル”「M3 CS(エムスリー・シーエス)」を発表した。国内での販売は30台限定。注文はBMW オンライン・ストアのみとなり、5月31日午後11時59分まで行われる。30台よりも注文が上回った場合は、抽選販売となり7月初旬までに当選者が決定する。納車は今年の第3四半期以降を予定。価格は1998万円。

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■M3 CSの概要

 M3 CSは、サーキットでの本格走行を想定し開発されたM ハイ・パフォーマンス・モデルにあたる。「CS」はCompetition Sportだが、4ドア・モデルとして日常走行での実用性も備えている。

 ベース車両は「M3 Competition M xDrive」で、同モデルよりも約20kgの軽量化を図り、およそ40馬力も出力が向上している(馬力は欧州仕様値)。

■M3 CSのエクステリア

 20kgの軽量化を実現するにあたり、多くの、カーボン製のパーツを採用。特にボンネットは視覚的にもアピールするものとなっている。ボンネット以外には、キドニー・グリル、エア・インレット、ドアミラー・キャップ、ディフューザーなどにも採用している。

 Mカーボン・リヤ・スポイラーもたくましい見た目で高速走行時のダウンフォースを高め、走行安定性の向上に寄与している。

 ヘッドライトはイエローのライトエレメントが特徴のBMWレーザー・ライトを採用し、従来のヘッドライトと比べて約2倍の照射距離を実現するなど、デザイン性と機能性を両立している。イエローといえば、世界のレースで活躍しているGTカーもイエローを採用しているため、そちらにも通ずるところがある。

■M3 CSのインテリア

 内装でも軽量化が施されており、センター・コンソールにカーボンを採用し、CSロゴなどを施した。シートはブラックとレッドのコントラスト・ステッチを施したMカーボン・バケット・シートを採用。リヤもブラックとレッドのカラーリングを施すなどのコーディネートを行っている。

■M3 CSのダイナミクス

 エンジンには、直6Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを採用。ブーストは1.7bar から2.1barにアップすることで、先にも挙げた通り約40馬力も向上している。さらに軽量化の恩恵として0-100km/h加速は3.4秒となった。

 専用サスペンション、スタビライザー、カーボン・セラミック・ブレーキを標準装備している。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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