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7日の中国本土市場概況:上海総合15.02ポイント高で6日続伸、メディア関連株に買い
記事提供元:フィスコ
*17:19JST 7日の中国本土市場概況:上海総合15.02ポイント高で6日続伸、メディア関連株に買い
7日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比15.02ポイント(0.45%)高の3327.65ポイントと6日続伸した。
中国景気の回復が改めて意識される流れ。6日公表された今年3月の財新中国サービス業PMIは57.8にまで回復し、予想(55.0)を上回った。3月以降に発表された中国の経済指標は、概ね良好な内容で着地している。ただ、米中対立の警戒感が漂うなか、上値は限定されている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、メディア・エンターテイメント関連の上げが目立つ。新聞出版の浙江数字文化集団(600633/SH)が8.0%高、ケーブルテレビの北京歌華有線電視網絡(600037/SH)が2.6%高、映画・テレビ番組制作の中視伝媒(600088/SH)が2.3%高で引けた。
アパレル・靴関連の銘柄もしっかり。紳士服の湖北美爾雅(600107/SH)が4.0%高、ブランド女性服の錦泓時装集団(603518/SH)が3.5%高、ブランド・ファッションの深セン歌力思服飾(603808/SH)が2.6%高と値を上げた。医療機器、不動産、電子情報株の一角なども買われている。
半面、セラミック株はさえない。船舶製造、醸造株も安い。石炭、非鉄金属株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.82ポイント(0.28%)高の296.42ポイント、深センB株指数が4.45ポイント(0.37%)高の1200.96ポイントで終了した。
なお、香港市場は7日と10日がイースターで休場となる。
亜州リサーチ(株)《CS》
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