日産GT-R、2024年モデルを正式発表 価格は1375万~2915万円

2023年3月22日 18:31

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記事提供元:エコノミックニュース

空力性能を向上させる新たなデザインのリアウイングを採用。空気抵抗を増やさずにダウンフォースを増加させたGT-R 2024年モデルの価格は1375.0万円から2138.07万円

空力性能を向上させる新たなデザインのリアウイングを採用。空気抵抗を増やさずにダウンフォースを増加させたGT-R 2024年モデルの価格は1375.0万円から2138.07万円[写真拡大]

 日産自動車は本年1月に幕張メッセで開催された「東京オートサロン2023」で公開した「NISSAN GT-R」2024年モデルを発表した。本モデルの受注は、日産ハイパフォーマンスセンターの各店舗にて順次開始する。

 東京オートサロンのブースで公式公開した「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」、「NISSAN GT-R NISMO Special edition」をはじめとする2024年モデルは、さらに高次元の車両トータルバランスを追求した。

 フロントバンパーとリヤバンパー、リヤウイングに空力性能を向上させる新たなデザインを採用し、空気抵抗を増やさずにダウンフォースを増加させた。結果、タイヤの接地性やハンドリング性能を高め、洗練された乗り味を実現している。

 またエンジンの最高出力や最大トルクなどのアウトプット、パフォーマンスを維持しつつ、走行時の不要なノイズと振動を低減する新車外騒音規制対応の新構造マフラーを新たに開発し採用した。綿密に調律された感性に響く、迫力ある新たなGT-Rサウンドが聴けるという。

 「NISSAN GT-R Premium edition T-spec」には、専用にコーディネートされた内装、専用のサスペンションセッティングと専用カーボンセラミックブレーキなどを特別装備し、よりしなやかで上質な走りと、意のままに操れる楽しさの両立を実現した。

 「NISSAN GT-R NISMO」は、新デザインのリヤウイングを高い位置にセットし、空力性能を磨き込んでいる。また、フロントメカニカルLSD追加にあわせて4WD制御を最適化。フロントとリヤのトルク配分を緻密に制御、コーナリング性能も向上させ、GT-R史上最高のパフォーマンスを発揮するとしている。

 コーナリング性能の向上に伴い「専用RECARO製カーボンバックバケットシート」も、シート剛性とホールド性を大幅に向上させる仕様へと刷新した。

 さらに「NISSAN GT-R NISMO Special edition」では、ピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用。同時にクリヤー塗装を施したNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)などを特別装備した。

 2024年型モデルの発売は4月下旬の予定だが、「NISSAN GT-R NISMO/NISMO Special edition 」「NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO/Track edition engineered by NISMO T-spec」は今夏発売予定となる。

 なお、本モデルは生産台数に限りがあり、注文をお受けできない場合があり、詳細は各販売会社、日産ハイパフォーマンスセンターに要・問い合わせ。GT-R 2024年モデルの価格は1375.0万円から2138.07万円。NISSAN GT-R NISMO/は2865.06万円、GT-R NISMO Special editionは2915.0万円。

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