森保ジャパン、ドイツに歴史的逆転勝利 サッカーW杯

2022年11月24日 07:55

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 23日、サッカーW杯カタール大会のグループステージが行われ、E組の日本は、ハリファインターナショナルスタジアムでドイツと対戦、2-1で逆転勝利した。

 日本は優勝候補のドイツを破る歴史的大金星を挙げ、グループステージ初戦で貴重な勝ち点3を奪い、ノックアウトステージ進出に期待が膨らんだ。試合前半はドイツに押し込まれPKで先制されるも、後半からのシステム変更で逆転に成功した。

 試合は開始から徐々にドイツが支配する展開が続く。前半31分、ドイツはキミッヒからのロングボールに反応し走り込んだラウムがフリーでボールを受け、後ろに戻るところをGK権田修一が倒してPKを獲得する。キッカーのギュンドアンは冷静にゴール中央へ蹴り込み先制する。

 前半49分、ドイツが追加点かと思われるもVAR判定の結果、オフサイドとなり取り消される。

 日本は後半から久保建英に代えて富安健洋を投入、3バックにシステム変更する。後半12分、長友佑都に代えて三笘薫、前田大然に代えて浅野拓磨を投入。

 後半25分、GK権田がスーパーセーブを連発してゴールを死守する。直後に田中碧に代えて堂安律、さらに酒井宏樹に代えて南野拓実を投入。 

 攻撃に厚みが出始めると後半28分、日本は遠藤航からのロングパスを伊東純也が胸でトラップして放ったボレーシュートは、GKにスーパーセーブされる。

 後半30分、日本は左サイドを攻め上がった三笘が切り込んでPA左にスルーパスを送ると、反応した南野がワンタッチでゴール前に折り返す。これはGKに防がれるも、こぼれ球を堂安が押し込み同点とする。

 後半38分、日本は自陣からのロングボールに反応した浅野がワントラップで前進、スピードに乗ってPA右に進入、GKの前で豪快に放ったシュートが逆転弾となる。ドイツも勝ち点を奪いにゴール前に攻め込むも、このまま試合は終了した。

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