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冬のインフルエンザ、リモート問診のみ検査なしで診断可能に
ugoo 曰く、 今年の冬は、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザとの同時流行の可能性が「極めて高い」との報告書が提出されている。そこで政府は、発熱患者については、まず全数コロナウイルス検査をセルフで行い、検査でのコロナ陰性者についてはオンラインでの診察を行うとしている。この場合、検査なしでもインフルエンザの診断が可能であるとの方針を示すという(読売)。その場合、インフルエンザ治療薬は薬局からの配達となる。
なお海外では、薬剤師による医行為を拡大することで病院ひっ迫を解消しようとしており、米国・カナダでは各種予防接種を行えるほか(BizJournal、日経BP)、カナダでは軽症疾患に対する処方権のほか(m3)。ニューヨーク州ではウイルス検査権限が付与された(NHK)。
イギリスではLocally Commissioned ServicesにおけるMinor Ailment Servicesとして、風邪・胸やけなど軽度の症状は薬剤師が助言し市販薬を販売できる制度があり、また有資格者には独立処方権が認められている(Pharmabox)。イギリスの調査では、MAS利用者の98%は、一般医への診察までは不要なケースであったという。
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