東京都競馬は第2四半期の売上高11%増など好感され大きく出直る

2022年8月1日 10:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■ネット投票システム『SPAT4』による売り上げの好調、猛暑にも期待

 東京都競馬<9672>(東証プライム)は8月1日、大きく出直って始まり、取引開始後は11%高の4550円(440円高)まで上げ、今年4月につけた年初来の高値4715円に向けて出直っている。29日の15時に第2四半期決算短信(連結、2022年1~6月・累計)を発表し、前年同期比で売上高が11%増加し、営業利益は12%増加したことなどが好感されている。日本最大級の流れるプールなどがある「東京サマーランド」をグループ企業が運営し、このところの猛暑再来を受け、暑い夏が続けば業績への追い風になるとの期待も出ている。

 22年1~6月は、SPAT4(地方競馬インターネット投票システム)による売り上げの好調継続に加え、東京サマーランドのゴールデンウイーク営業実施(前年無し)も寄与し、連結売上高は前年同期比11.5%増の167億円となり、営業利益は同12.0%増の69.99億円となった。発表によると、大井競馬場は入場制限(1~5月5000名、6月~1万5000名)を実施し開催しているものの、SPAT4(地方競馬インターネット投票)による売り上げの好調が継続した。12月通期の業績予想は据え置いた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【特集】株安許容度を高めている銘柄にアプローチ、市場区分再編の関連銘柄が浮上(2022/06/03)
【特集】所有期間利回りで6月末配当権利付き銘柄から9%の高利回りの海運株(2022/06/06)
【特集】投資採算割り負けで増配や自己株式取得の株式還元策付き銘柄に注目(2022/05/30)
【特集】「攻め6分、守り4分」の好業績株の個別銘柄物色にフォーカス(2022/05/23)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事