千葉のイオンタウン旭、4月23日オープンへ 官民連携の新街区も同時開業

2022年3月28日 23:27

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イオンタウン旭のオープンイメージ(旭市発表資料より)

イオンタウン旭のオープンイメージ(旭市発表資料より)[写真拡大]

 千葉県旭市でイオンタウンが整備を進めてきたショッピングセンター「イオンタウン旭」(旭市イ)が、4月23日にオープンする。旭市とイオンタウンなどが官民連携で推進する新街区「生涯活躍のまち・みらいあさひ」の商業機能を担う施設で、新街区も同時に街開きする。

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 イオンタウン旭は鉄骨2階建て延べ約1万5,000平方メートル。スーパーの「イオンスタイル旭中央」を核店舗に19の店舗が集結する。主な出店店舗は、千葉県内最大の売り場を備えた生活雑貨・食品の「無印良品」、精肉の「旭食肉協同組合直売所」、シェアキッチンの「めとはな」、100円ショップの「ダイソー」、イタリア料理の「サイゼリヤ」、メガネの「ジンズ」、デイサービスの「わだち」など。

 核店舗のイオンスタイル旭中央はヘルス&ウエルネス特化型店舗となり、イオングループ最大級の調剤薬局を併設するとともに、健康志向に対応した低糖質、減塩の食材や千葉県産のオーガニック食品を充実させる。ネットスーパーや移動販売も展開する予定。

 2階には旭市が多世代交流施設「おひさまテラス」を開設する。屋内公園やキッチンスタジオ、コワーキングスペース、カフェレストランなどが一体となった施設で、子どもから高齢者までがさまざまな体験を通じて交流できるようにする。

 生涯活躍のまち・みらいあさひは政府の生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想に基づき、2015年度に策定した「旭市生涯活躍のまち構想」を実践する場所。旭中央病院を核に健康増進を進め、高齢者を中心とした住民の誘致、若者の雇用創出を目指して官民が連携して地方創生と新しい街づくりを推進する。民間はイオンタウンに加え、大和ハウス工業、阿部建設、楽天堂が参加している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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