欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、来週の米FOMCにらみドル買い継続

2021年10月27日 17:25

印刷

記事提供元:フィスコ


*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、来週の米FOMCにらみドル買い継続
27日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。来週開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和縮小が予想され、ドルは売りづらい。また、NY株式市場で強気相場続くなか、株高を好感した円売りがドルを支えそうだ。

前日発表された米国の住宅関連統計や消費者信頼感指数など経済指標は予想よりも強い内容となり、米株高を背景とした円売りでドルは114円30銭付近まで値を上げる場面もあった。ただ、本日アジア市場で日経平均株価や上海総合指数などアジアの主要指数が弱含み、株安を嫌気した円買いに振れた。米金利は下げ渋ったものの、ドル・円は仲値にかけて国内勢による買いが一巡した後は値を下げる展開となり、114円を割り込んだ。

この後の海外市場では、主要中銀の政策決定に思惑が広がりやすい。目先開催される欧州中銀(ECB)理事会や英中銀金融政策委員会(MPC)などが注目されるなか、焦点の米FOMCでは資産買入れの段階的縮小(テーパリング)決定が織り込まれている。連邦準備制度理事会(FRB)が引き締めに舵を切るとの思惑から、ドルは主要通貨に対して買いが入りやすい。また、NYダウなど株価指数の最高値更新で、株高継続なら円売りがドルをサポートしよう。

【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・9月マネーサプライM3(前年比予想:+7.4%、8月:+7.9%)
・21:30 米・9月耐久財受注速報値(前月比予想:-1.0%、8月:+1.8%)
・21:30 米・9月卸売在庫速報値(前月比予想:+1.0%、8月:+1.2%)
・23:00 カナダ中銀が政策金利発表(0.25%に据え置き予想)
・02:00 米財務省・5年債入札《FA》

関連記事