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日経平均は327円高でスタート、ソフトバンクGや日本郵政などが上昇
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;28927.61;+327.20TOPIX;2013.73;+18.31
[寄り付き概況]
26日の日経平均は327.20円高の28927.61円と反発して取引を開始した。前日25日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は64.13ドル高の35741.15ドル、ナスダックは136.51ポイント高の15226.71で取引を終了した。主要ハイテク企業の決算を控えて、寄り付き後、上昇。歳出案を巡り、規模が大き過ぎるとして今まで反対姿勢を示していた民主党の穏健派マンチン上院議員が今週中の合意の可能性に言及したため期待感から終日堅調に推移し、ダウは史上最高値を更新して終了した。
今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数(ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500)がそろって上昇した流れを引き継いだ。また、東京都など首都圏4都県と大阪府が飲食店への営業時間短縮の要請を25日から解除したことなどもあり、経済活動の活性化への期待が高まり、株価支援要因となった。一方、原油価格の高止まりからコスト高による企業収益の圧迫が引き続き懸念され、また、今週から本格化する主要企業の4-9月期決算発表や、31日投開票となる衆院選を控え、積極的な買いを見送る向きもあったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。今日はCINC<4378>がマザーズに上場した。
セクター別では、海運業、輸送用機器、情報・通信業、ゴム製品、金属製品などが値上がり率上位、銀行業、石油石炭製品、電気・ガス業、精密機器が値下がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、日本郵船<9101>、パナソニック<6752>、日本郵政<6178>、NTT<9432>、東エレク<8035>、リクルートHD<6098>、ベイカレント<6532>、ZHD<4689>、TDK<6762>などが上昇。他方、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、三菱UFJ<8306>、東電力HD<9501>、エムスリー<2413>、コーエーテクモHD<3635>などが下落している。《FA》
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