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春日井市最大の複合商業施設「イーアス春日井」、10月22日に開業へ
イーアス春日井の全体イメージ(大和ハウス工業発表資料より)[写真拡大]
大和ハウス工業が愛知県春日井市六軒家町で開発している大型複合商業施設の「iias(イーアス)春日井」が、10月22日開業と決まった。西友のショッピングセンター「ザ・モール春日井店Part1」の跡地を整備したもので、春日井市内で最大の商業施設となる。
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イーアス春日井は、名古屋市と長野県長野市を結ぶ国道19号沿いにある鉄骨3階建て延べ約8万2,000平方メートルで、うち商業施設面積が約4万9,000平方メートル。駐車場は約2,100台分を用意する。
核店舗は食品スーパーの「西友」、カジュアルウエアの「ユニクロ」と「ジーユー」、生活雑貨・食品などの「無印良品」、遊びの複合エンターテイメント施設の「ラウンドワン」。このほか、物販、サービス、飲食など61店舗が出店する。このうち、無印良品は店舗面積約5,400平方メートルで、同社としては国内最大級。物販だけでなく、地域の人の交流場所提供などを通じて暮らしに役立つコミュニティセンターの役割を目指す。
1階にはグルメ広場として全580席のフードホールや、物産展などを開催できるイベントスペースを設置する。イベントスペースは「かすがいマルシェ」と命名され、食をテーマとしたイベントを開催していく。
ウイズコロナ時代を見据えたデリバリーサービスやモビリティシェアリングサービスなどを展開するほか、電動車いす専用の充電コンセントを配備するなど障害者にも配慮した施設としている。
春日井市は人口約31万人。名古屋市の北東に隣接し、ベッドタウンとして人口増加を続けている。イーアス春日井の5キロ圏内に約30万人が居住し、若い子育て世帯が多いことが特徴。ロードサイド型商業施設が相次いでオープンし、競争が激化している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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