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三菱電機で新たな検査不正 調査難航で報告書発表延期の可能性も
記事提供元:スラド
三菱電機の検査不正問題が拡大しているという。以前話題となったのは長崎製作所の不正に関するものだが、朝日新聞の記事によれば、同製作所以外でも検査不正が明らかになってきているという。和歌山市の冷熱システム製作所では、検査機器の故障により製品の一部が約7年間正しく検査されていなかったとしている(朝日新聞)。
また香川県丸亀市の受配電システム製作所でも約25年間、工場や官公庁などで使われる配電盤検査が省略されてきた。このほか、広島県福山市の福山製作所でも外部の認証機関による検査に合格させるために、「遮断器」の検査で不正を行っていたとしている。こうした不正問題の拡大により、国際認証の取り消しの可能性も指摘されている。また9月に公開予定だった長崎製作所の不正に関する報告書も10月まで発表が伸びる可能性があるとしている。
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