塗るだけで黄ばみ汚れを落とす! ヘッドライト用クリーナー&コーティング剤発売 呉工業

2021年9月23日 11:49

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こすらず塗るだけで黄ばみや白化を落とし、クリアなヘッドライトが持続する「ルックス ヘッドライトク リ ア& プ ロ テ ク ト」(画像:呉工業発表資料より)

こすらず塗るだけで黄ばみや白化を落とし、クリアなヘッドライトが持続する「ルックス ヘッドライトク リ ア& プ ロ テ ク ト」(画像:呉工業発表資料より)[写真拡大]

 呉工業は22日、こすらずに塗るだけで黄ばみ・白化を落とし、クリアなヘッドライトを長期間持続させるヘッドライト用クリーナー&コーティング剤「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」を発売した。

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 ヘッドライトの黄ばみは経年劣化とともに発生し、ボディがキレイでもヘッドライトが黄ばんでいるだけで気が滅入る人も多いだろう。これまでは研磨剤入りのクリーニング剤を使用し、ヘッドライトの黄ばみや白化汚れを削り落とす方法が主流だった。だが研磨剤入りのため、こする作業はかなり重労働であり、施工方法によっては思ったような仕上がりにならないこともあった。

 今回新発売された「ルックス ヘッドライト クリア&プロテクト」は、研磨剤を使用せず、薬剤により汚れを落とす仕組みだ。同梱のガラスコーティング剤は、硬度6Hの硬質ガラスコートのため、透明感を復活させ、新品のようなヘッドライトに蘇らせるという。コーティング効果は2年間持続する優れものだ。

 ヘッドライトは、樹脂のレンズを使用しているが、この材質はポリカボネートだ。ポリカボネートは紫外線に弱いため、直射日光にさらされると黄ばみが発生する。そこで新品時にはコーティングして紫外線などからヘッドライトを守っているが、走行中の飛び石や擦り傷などが原因となり、そこから黄ばみや白化が始まる。

 これまでは、ポリカボネートの黄ばみや白化した層を削り落とす方法として研磨剤が主流だった。もちろんそのままでは素のポリカボネートのため、保護するためにクリア塗装するなどの方法が取られてきたが、一般にはハードルが高い施工方法だった。

 ルックス ヘッドライト クリア&プロテクトは、溶剤で汚れを落とすだけでなく、コーティング剤も同梱されているため、汚れ落としとコーティングが1度にできる。クリーナー塗布すると、僅か10秒から20秒で汚れが浮き上がるという。あとは水に濡らしたタオルでキレイに薬剤を落とし、コーティング剤を塗布して完成と、手軽に行えることはメリットだろう。(記事:小泉嘉史・記事一覧を見る

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